アイデアを絞り出すための「コツ」や「視点」を提供してくれる本
★★★★★
広告業界のプロが、クリエィティブな発想法を指南してくれる。
刺激型&関係型、モノの満足&心の満足、視覚化&言葉化といった20対のキーワード
に分けて、何か新しいものを創りだす時に、どういう視点を持てば良いのか、
どういう手順で考えるのか、といったヒントをたくさん出してくれる。
気に入ったヒントのひとつは、プランニングの3分割というものです。
何かプランを出す時というのは、まず何か目標や課題があるわけですが、
そこから始まるとしても、
1.情報収集(全体把握、分析/判断)を行ったうえで、そこから
もう一段絞り込みやコンセプトを浮き彫りにする
2.課題発見 というステージで、課題を再発見し、それから
3.課題解決(戦略/戦術、アイディア、実行計画)
が策定されるのです。そしてその課題解決には、実践と行動が
伴わなければならないのです。
アイデアが枯渇している人、行き詰まっている人にお薦めの本です。