茶道と手芸に興味のある人にお薦めの教本
★★★★☆
茶道や和装に関係する袋物や小物などの作り方を紹介した『茶の袋物』の続編、ということになっています。しかし、前編を買わなくても一応この一冊で初心者の方も袋物のイロハが学べるような体裁になっています。
作り方に関しては前編同様カラー写真で詳しく紹介されていて親切です。続編では「茶入仕覆(文琳)」「茶碗仕覆」「茶箱の仕覆」「大津袋」「へだて」「中込み(茶入用、茶碗用)」(仕覆の型くずれ防止用クッション)、「訶梨勒袋」「志野袋」(香袋)、「六角ねじり布香合」「残滓入れ」「雅び巾着手提げ」「素襖袋」(数寄屋袋の一種)が紹介されています。どちらかというと自分の茶箱・茶籠を組もうと思っている人に役に立つ物がたくさん紹介されています。
一つ欠点を言うと、この本で紹介されている袋物は紐の結び方が結構重要なのですが、その結び方はこの本の中では紹介されておらず、他の本(文中で『やさしい飾り結び』(日本放送協会出版)を紹介していました)を見なければ分からないことです。
自分で楽しむも良し、どなたかにも
★★★★☆
昔、おばあちゃんが作ってくれた巾着(今も大事にしていますが)を思い出し、娘に作ってあげられないかな?と思い購入しました。それと、家にあるわずかなお道具にも・・・。時間はかかると思いますが、写真の図解が沢山載っているので、完成まで導いてくれると思います。
日本文化、用の美
★★★★☆
茶道というとちょっと気取った感じがするが、道具を大切にする姿勢は、日常的なこと。物に対する慈しみの態度。美術館入りしてしまった銘品にではなく、身近かな器に着せたくなる。図解もわかりやすい。日本の色、模様、知恵を再確認する。著者の想いが伝わってくる丁寧な解説。早速、作りはじめたくなる。
日本文化、用の美
★★★★☆
茶道と聞くと、何か少し気取った感じがする。道具は、とても大切に取り扱われる。これは、本来生活のなかで自然にでてくる物への慈しみの態度。それがこの本を手にとり、実践できそうな気持ちになる。美術館いりしてしまったみるだけの器物ではなく、身近な大切な器に着せてみたい。図も豊富で作りやすそう。改めて、日本の色、柄、知恵の素晴らしさを再確認する。手順もわかりやすく、著者の心遣いが伝わる。早速取りかかりたくなる。
日本文化、用の美
★★★★☆
茶道と聞くと、何か少し気取った感じがする。道具は、とても大切に取り扱われる。これは、本来生活のなかで自然にでてくる物への慈しみの態度。それがこの本を手にとり、実践できそうな気持ちになる。美術館いりしてしまったみるだけの器物ではなく、身近な大切な器に着せてみたい。図も豊富で作りやすそう。改めて、日本の色、柄、知恵の素晴らしさを再確認する。手順もわかりやすく、著者の心遣いが伝わる。早速取りかかりたくなる。