もっと早く読みたかった!
★★★★★
リンダ・ハワードの20年ほど前の作品。最初の1行目から、エロ?とか思ったら、作者の主人公たちへの熱い思いに圧倒されました。
冴えないヒロインが実は情熱を秘めた気高い女性で、混血で無実の罪で刑務所にいたことのある子持ちのヒーローも人種差別や新たなレイプ事件を乗り越えて、きらきらと輝くかっこいい男になっていく過程がすばらしいです。マッケンジーシリーズはこの後も4冊ほどあるらしいので楽しみです。
良い意味でヒロインに振り回されるヒーローがかわいらしい♪
★★★★★
ヒーローはインディアンの血を引き、レイプの罪を着せられ二年間刑務所に入った、不登校の高校生の息子を持つ男。
新しく赴任したヒロインは高校生を登校させるべく山の中にある自宅を豪雪の中にたずねていく。。。。
自分に正直に生きようとする知性あふれた白人のヒロインと、目立たぬように地域に隠れて生きるヒーローが対照的です。
しかしだんだんにヒロインに刺激されて本心のまま生きていくヒーローの変化が素敵です。
閉鎖的な地域が刺激され、最後には事件が起きます。
それが収束していく過程も素敵でした。
かなりエロティックな雰囲気満々ですがそれを意識せずに読める愛のあふれた小説だとおもいます。
もんくなしにおすすめ。
タイトルに惹かれたけど
★★☆☆☆
登場人物が、逆境に負けずに頑張っていく姿には共感するのですが、
ヒロインが漫画的なのがマイナス。
ヒーローもすぐに欲情するのでマイナス。
ラブシーンもあまりに多く、食傷気味でした。
これがハーレクインの特徴ならば、しょうがないのですけど^^;。
リンダの中でも大好きな作品の1つ
★★★★★
これを読んでリンダ中毒になりました(笑)
ウルフとメアリーの互いに相手を思いやる愛の深さや激しさがこれでもか〜!!(笑)
というぐらいの官能的表現のなかに上手くかかれていると思います。
個人的にはこんなにたくさん凄いシーンがなくてもよいのでは?と思ったくらい。
ミステリーとしては・・・ですがこれは二人の絆を深めるための起爆剤?ということで。
この作品中のジョーは子供なのに「出来過ぎ」でいまひとつ好きになれないキャラでした。
(ジョーのファンの方ごめんなさい)
それを差し引いてもマッケンジーシリーズ中で「危険な駆け引き」とともにどっちも
大好き!な作品です。
マッケンジーシリーズの一番おすすめ☆
★★★★★
実はその他のマッケンジーシリーズは「面白いな」とは思うけど「好き!」って感じじゃありませんでした。でも『マッケンジーの山』は文句なく「好き!」。リンダのヒーロー・ヒロインは強い、負けない、一生懸命に生きてる。なかでもこの本はシリーズの他の作品のように珍しいショッキングな事件は起きないものの、その分キャラクターの個性や内面がしっかり描かれてると思います。