聴き終わった後、心が温かくなりました。
★★★★★
ドラマCDもいよいよ天狐編スタート。
小説でも1、2を争うほど好きな話ですが、ドラマCDも期待を裏切らず素晴らしい出来です。
もうこれ以上苦しむことがないように、自ら大切な者の記憶を封じた昌浩だが、記憶をなくして変わってしまった紅蓮と相対するたびに心が傷付いていく。
忘れていいよと願った思いは間違いなく真実であるのに、それでも心が忘れないでと叫んでいる。
強い覚悟の果てに訪れた辛すぎる現実がとても悲しく、それでも必死に歩き出そうとする昌浩たちの姿が、声と音楽によってさらに切なく感動しました。
特に、ラストの「俺の目になってよ」と言う台詞と、「お前、俺の目にならない?」と言う台詞の対比が…!!!
無邪気な雰囲気の後半の台詞と、同じ意味でありながら、苦しみや、悲しみを乗り越えて万感の思いのこもった前半の台詞の対比が、声が付くことで小説以上に胸に迫ってきて、聴いた瞬間涙が溢れました。
聴き終わった後、涙が溢れながらも心が温かくなり、大満足でした!
素晴らしいです
★★★★★
小説だからこそ伝えられる、感情とか、思考回路とか。ドラマCDは音だけで、映像は無いのに、凄く伝わってくるんです(≧ω≦)b
声優さんの力ですかね?
昌浩はテニプリの不二。若晴明は、ガンダムSEEDのアスラン。高おかみの神は攻殻機動隊のモト子さん。玄武はテニプリの越前りょうま。
他にも良く聞く声がたくさん…キャスティングは最高っす
聞いていて泣けますよ? もうボロぼろと(;_;)。。。
是非聞いてみて下さいね
苦難は続くよどこまでも
★★★★★
昌浩にまたまた試練の降りかかる天狐編がついにスタート。
この1巻を一通り聴いて思ったことは、
新たな役で登場する檜山修之さんの悪役ぶりのすごさです。
小説で読んでいたとき以上にそのキャラの悪としての地位を確立していて圧巻でした。
さて、この巻では昌浩の苦難というか心の痛みを感じるようで
胸が詰まる思いを幾度も感じました。いつも側にいるはずの神将たちが見えない。
これが昌浩にとって悲しみ以外の何を感じさせるというのでしょう。
あたりまえのように居た人たちが急にいなくなったかのように感じられて
寂しさと孤独を感じるのではないでしょうか。
それでも昌浩は気丈にしていて寂しさを彼らに打ち明けることができなかった。
だから兄の顔を見たときには張り詰めた糸が途切れて泣きついてしまった。
いつもは陰陽師として立派に戦っていても、根はやはり13歳の少年なんだと実感した。
そして昌浩が一番心を許した神将・紅蓮。
彼の命を救う条件は昌浩の記憶を消されることだった。昌浩は辛かったに違いない。
それでも彼が居なくなることのほうが辛いと思い条件を承諾した。
その結果紅蓮は目の前にいる。でも、自分のことを見てもらえない。
名前を読んでもらえない。それはまたさらに辛い現実だったことだろう。
紅蓮の名前を呼ぼうとして何度も呼べずに思いとどまる昌浩の心情が痛いほどわかって
私自身も心が苦しかった。胸が締め付けられる思いだった。
だから紅蓮の記憶が戻ったとき、昌浩の名前を呼んでくれたとき、
昌浩の気持ちを代弁するかのように私は号泣していた。うれしくてたまらなかった。
天狐編1巻を聴いた人、そしてこの文を読んで興味を持ってくれた人はぜひ続く巻も
聴いてほしい。内容的にも絶対裏切らない名作です。
メインは陰陽師である昌浩のバトルなのですが、人間関係のストーリーも目が離せませんよ。
さすが・・・・・
★★★★★
「少年陰陽師ドラマCD天孤編第1巻」、聞きました!!
やっぱり一番の見所は・・・晶霞と凌壽の声!!!
矢島さんと檜山さん、すっっっっごくツボです!!!!
最後は昌浩ともっくんの絆に泣いてしまいました・・・・