なかなか、自分と向き合い内なる声を聞く機会はないが、この本では其の必要に迫られる。

夢とは？本当に欲しいものは？これがそうなのかしら？などと自問自答する。
しかし、はじめてみれば良い！其のときの魂が求めていることからはじめれば良いと考えてスタートした。
確かに、揺れ動く・・・・本当は自分の叶えたい事は違うのではないかしら？
と、何度も思った。

しかし、初めに一点に絞った事を21日間書き続けてみると、それなりに見えてくるものが在る。
選んだ一点がより深い思いになることと、それ以外の潜在意識下の情報が出てくる。其の繰り返しで21日後には最初に決めた一点が叶うような前向きな気持ちになり。それが其のときに必要な優先順位一番のことであったと確信する瞬間があった。

書きだした其の一点は、仲の良い友人でしたが仕事を一緒にすると歯車が会わず離れる事になり、其の縁さえもなくすところでした。
しかし、魂の求める優先順位一番はその人との縁を復活し、出来ればまた仕事を一緒に・・・という願いでした。しかし、仕事はまた組む事はできませんでしたが、永遠の友人として以前より深く思い合える関係に修復できました。

一つ上手く行くと、人間の心はズ〜〜ト前向きになります。次から次へと新しい願望が沸きあがります。また、実現の為に21日間取り組みます。

人の心は移ろいやすいものだと私は思います。あまり、こおでなければならない
等と願望を決めつけずに、其のときの魂の声にしたがいスタートすると思わぬご利益をいただけるものです。素直な心で取り組める書だと思います。

書く事を続けるうちに潜在意識に働きかけて、夢を叶える方向へ向かうというコンセプトには賛同。しかし如何せん只でさえ字が下手なのに加え、この大きさは書きにくい…そもそもまっさらな書籍に汚い字で書き込む事に心理的な抵抗を覚えてしまって継続不可。
大学ノートなど、自分の書きやすいもので代用した方が気楽でいいかもしれない。あくまで自分の場合は。

「願いは書くとかなう」というのは、洋の東西を問わず成功者が口にしてきたことだ。
だから、この本に書かれていることが特別目新しいということはない。しかし…

成功者とそうでない者の最大の差は、それを実行するかどうかという部分にある。
ロバート・キヨサキ氏も、とあるセミナーで「そこまで話してしまって大丈夫なのですか？」
という聴衆に、「大丈夫。実践するのは、この中の１割もいないだろうから」と言ったとか。
かくいう自分も、実行できていない方の人間ではあるのだが…。

そんな自分のような人間でも、「やってみよう」と思わせるものがこの本にはある。
光る表紙も目を引くし、持ち運びにも手軽である。中のイラストが、自分にはやさし過ぎに
感じるので、★４つ。

カバーをとってシルバーの表紙で使うノート。
前半になぜ書くと夢が叶うのかがかかれてて脳の仕組みの話など参考になった。
後半は運がよくなる秘訣のような話。
メインは直接この本に書き込む仕組みになっている。
21日で夢や願いがかなったたらすごいなあと思って買ったところ21日間で習慣がつくられるということらしい。
直接その日にあったことを書き込めたり自分の夢を書き出す作業は楽しかった。
まあ1日3回書けばいいだけなので21日くらいはつづけてみようかなと思わせる１冊。