このことは実話なのかもしれませんが、この本の題名にもなっている「悪霊から身を守る方法」が何一つ書かれていませんでした。「霊は生きている」も読みましたが、恐怖だけをあおられた感じで、じゃあ、悪霊から身を守るにはどうしたらいいのか知りたくて買ったのに、そのことが書かれていなく、ほとんど前作の続編のような感じで、がっかりしました。気持ち的に振り回されただけで、しんどい気がしました。時折、このようなケースは私もお手上げである。見たいな事が書かれていると絶望的な気持ちになります。

霊界に関する本は、信じる信じない、または好き嫌いがはっきり出るのもであるが、この皆本氏の本は、くせがなく、しかも面白く読む事が出来るめずらしい本だと思う。とくに前半は氏の体験談がたくさん載せられており、霊を信じない人が読んだとしてもドキドキするであろう。皆本氏が過去に出版した何冊かの本がベースとなっているそうだが、今でも十分納得する内容でる。次作があるのかどうかわからないが楽しみである。