国内初のBCP書籍!
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2005年1月某日、書店で初めて本書を手にした時“脱”防災オタクと防災からのインディペンデントデイ⇒防災オンリーから卒業できた日である。確か国内でも初のBCP書籍で感激のあまり出版社を経由して著者に電話した覚えがある。BCPの古典とも云うべき入門書である、BCPを目指す方は一度は目を通したい。
欧米方式
★★★★☆
本書の執筆者です。この本は欧米方式に基づき「地震・台風・テロなど特定のリスクを想定しない」を基礎にしております。従って、地震や台風を念頭においた特定リスク対策は後半の一部にしかも抽象的にしか登場しません。また、本書は二つ以上複数の生産拠点を持つ企業を対象としておりますので、単独生産拠点の方にはご不満と存じます。以上の二点を本書のはじめに明記すべきでありました。今後、本書を読まれる方は、この欧米方式と複数生産企業向けであることにご注意くださいませ。
危機管理だけではもう遅い
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本書とは某半導体のグローバル企業からのChallengeに対応するため模索している時に出会い、正に当課題に対して開眼をさせてくれた本である。危険対応、企業リスクのみならず、事業継続の指南書である。今後「事業継続」「災害対策」は地震、火災、テロのみならずあらゆる分野で検討がされるであろう。欧米での対応準備はすでに数年進んでいるようであるが、自然資源の制約が高い日本こそ積極的に取り組むべき課題である。本書は、これらの課題をグローバル的見地から俯瞰し、更に具体的な進め方まで総括しており、時を得た指南書、入門書といえる。当社では社長の一声で50冊を購入し、関係部門にまづ配布したが、好評のため、更に追加購入中である。