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茶席の籠—「ひご」づくりからはじめよう

価格: ¥1,050
カテゴリ: 大型本
ブランド: 淡交社
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3つの籠作り。写真解説も豊富。 ★★★★☆
 なかなかヒゴ作りのコツがつかめず、色々な本からコツを学ぼうとまた本を買ってしまいました。本当は本に頼らずに、実際に割り続ける中で、”悟りを開く”べきなのでしょうが・・・。

 さて、今回買った本は『茶席の籠〜「ひご」づくりからはじめよう /指導 池田瓢阿』(淡交社)です。価格も1000円(税抜き)とお手頃です。

 この本は始めての人が竹籠を作ることを前提にしたとてもわかりやすい本です。39ページと薄い本ですがヒゴの作り方が丁寧に写真で掲載されています。ヒゴ作りについては他の本と比べるとわかりやすく説明しているように思います(基本的にはどの本も同じ事を言っているのですが・・・)。しかし、私が知りたい巾引きの部分は割愛されています。不揃いなのがプロでない人が作る籠の味なのだとか。そう言われても私といてはきちっとしたものが作りたい・・・。そうなるとやはり努力あるのみなのでしょうね。

 この本では「六目籠花入」「菜籠(炭斗籠)」「鶴首籠花入」の3つの籠の作り方が解説されています。ここでの六目籠は蛇籠の編み方をしています。初心者でも簡単にできるように考慮したデザインなのかもしれませんが、個人的にはちょっと雑っぽく感じます。でも実際に作るのは難しいかもしれません。茶席ではこのようなちょっと雑に見えるようなものに花を生けることにより映えてくるのかもしれません。

 色々と本を紹介していますが、手軽に挑戦してみたいならこの本は良い本だと思います。値段も手頃ですし。いつも、言いますが竹ヒゴ作りは難しいので、本を読んだからと言って簡単にはできません。何事にも訓練が必要なのです。私も本ばかり読んでないで実践をすべきなのです。本当のところは(^^;)。