具体的にわかりづらいなと感じたのは、主に以下点です。
・この様な本にありがちな、式の証明が延々と続くといった部分があること
・数式のパラメータ(m,nなど)が意味する所の物理的意味について説明が少ないこと
(数学的には式の証明過程こそが、そのパラメータの意味なのかもしれないが、技術者向けの本であれば、パラメータの物理的意味について逐次解説が欲しかった)
以上の他、不満点は多数あります。
ただ、FFTのバタフライ演算について、わかりづらいながらも、アルゴリズムとプログラムが例示(←言語は??。C言語ではないことは確か)してあり、この本の希少性は高いと思います。