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I Am Spock

価格: ¥1,966
カテゴリ: ハードカバー
ブランド: Century
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スポックファンはぜひ読もう ★★★★★
 オリジナル版スタートレックファン、とりわけミスタースポックファン
なら、絶対読んだ方がいい。

 スポックというキャラクターは、世界に様々な物語がある中でも、とり
わけオリジナリティあふれる興味深いキャラクターではないだろうか。
俳優が役を演じるに当たって、その登場人物の性質やしぐさや特徴的行動
などについて、俳優の意見や思いが反映するのは多かれ少なかれ一般にあ
ることだとは思う。しかし、スポックのまさに根幹をなすような、スポッ
クの思想や性格に、こんなにも、レナードニモイ本人の思想や信条が反映
しているとは思わなかった。ニモイが演じたからこそ、このキャラクター
が存在することができたのだということが、本書から極めてよく理解でき
る。

 興味深い記述もいろいろある。スポックのファンの大半が女性であると
いう記述に自分はかなり驚いた。ファンは、自分と同じような、理系の男
性だと思っていたが、違ったらしい。

 また、ニモイは、宇宙大作戦シリーズの撮影が進んでいく中で、不満を
募らせていったようだが、その内容についても細かく記述されていて、た
いへん興味深い。スポックのファンであれば、それらのほとんどは的確な
不満であると思うのではないだろうか。スポックは、テレビシリーズの3
年間と、6本の映画にしか登場しなかったが、いろいろな成り行きが違っ
ていれば、もっとたくさんのスポックを見られたかと思うと残念である。

 各エピソードの話題も豊富であるが、スタートレックを過去に見た人は
それらのエピソードを忘れてしまっているかもしれない。できれば、とり
あげられているエピソードはもう一度見てから本書を読むと、本書の楽し
さは倍増し、理解が非常に深まるはずである。

 ニモイが「スポックを(アメリカ)大統領に」との車のステッカーを見
て誇らしく思ったというエピソードが出てくるが、それが実現したらどん
なにすばらしいことか、と思った。
スタートレックとスポックの裏側を見る ★★★★★
『スター・トレック』、日本名『宇宙大作戦』で、あまりにも有名な“耳の尖った宇宙人”ミスター・スポックを演じたレナード・ニモイの、同作品を中心とした自伝である。

スポックという当たり役に単純に喜んでいたニモイが、次第にそれに振り回されるようになり、悩みながらも、「スポックの役の人」にとどまらない「俳優レナード・ニモイ」として幅広く成長しようとし続ける。その過程が慎ましやかでユーモアのある文章で語られている。

いわゆる“ハリウッドの暴露本”的な刺激はないが、ひとりの役者の内面を語る本として非常に興味深く読むことができる。ウィリアム・シャトナー、ジーン・ロッデンベリーなど他の関係者との時には笑え、時にはぎょっとする小さなエピソードや、随所に挿入されるスポックとニモイ自身のかけ合いも面白い。

ちなみに、ニモイはこの作品の前に『わたしはスポックではない』という自伝を書き、ファンの間で物議をかもしたという。こちらは未訳のようだが、一体どんなものなのか併せて読んでみたい。

ハリウッド・ショービズの裏面 ★★★★★
スタートレックのファンだけでなく、アメリカのテレビ/映画界に興味がある人なら読んで損はない。全体は俳優/監督であるレナード・ニモイという人間の半生記であるが、彼がからんだテレビ/映画の製作の裏話もとても興味深く語られる。監督やプロデューサー、脚本家への批判も含まれているが、率直な語り口で嫌味ない。自分自身の責任を認めるところもあれば、対立していた人物についても功績を認めるところは認めており、彼の見識の公正さが感じられる。
STファンなら絶対読んでおくべきでしょう ★★★★☆
撮影時に実際にあったエピソード、考え方など、非常にわかりやすく、興味を持って読めました。ただ、若干、TOSの知識がないとエピソード名だけで、どんな話だったのかわからないのが、問題ですが。 が、TNGからみておられる方も十分楽しめると思います。