インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

証し (幻冬舎文庫)

価格: ¥630
カテゴリ: 文庫
ブランド: 幻冬舎
Amazon.co.jpで確認
近年稀に見る駄作 ★☆☆☆☆
古本屋にて購入。
古本で良かった…
金の無駄、時間の無駄。
一体何がテーマだったのでしょう?この本て…
まず登場人物が誰ひとりとして感情移入出来ない。
嫌なヤツばかりです。特に木綿子が最悪です。(以下多少ネタバレあり)
癌を患ったのは可哀想ですが、それを差し引いてもこの性格の悪さはどうだろうと思う。
自分勝手にも程がある。絹江にしても人工授精までして授かった子なのに恵哉に対する
愛情はあまり深そうに思えなかった。
ミステリーとしての出来にも疑問が残ります。
木綿子の推理は支離滅裂だし、後半に突然現れた探偵の役割も何だか意味不明だし
(彼の目的は一体何だったの?)
前半に出てきた探偵がどうして自殺したかも謎。
肝心の「VS」の謎ときもひところ良く目にした暗号ですよねぇ…
個人的には東側などの「がわ」を何故ひらがな表記にするのか意味不明でした。
気になりだすと気になるんですよね。
とにかく人には絶対にお勧めしない駄作です。
着眼点は良いのだが… ★★☆☆☆
「臓器移植法」、「脳死」が国会で議論されているが、生命に関わる倫理の問題は、正解が無い問題だ。それだけに、生命の倫理に関する問題では、作家は読者に考える材料を提供すべきである。
この小説は、卵子の売買、代理母を主題としている。前半はミステリー小説としてテンポ良く読ませるが、お粗末な結末を読むと、著者はこの小説によって何を訴えたいのか分からなくなる。将来の日本でもあり得る代理母の問題、ひょとしたらこの小説は、この問題を扱う嚆矢となり得たのに、著者の立ち位置が明確でなく、ストーリーも最後は雑になっており、残念。
あまりにもひどい ★☆☆☆☆
展開があまりにも微妙すぎる。は?って思うことが何度もあり、全く感情移入のできない作品。この作品が本になることが驚き。読み終わった後は、読み終えた自分を褒めたくなる。こんなに1冊の本を読むのが苦痛なのは初めて。ちなみにこの作者の作品全てがそうです。まとめ買いしたのが間違いでした。
どんでん返しと言うのか… ★★★☆☆
「償い」が手に入らず同じ作家の
「証し」を読むことにした。
実の母に会えないのはあまりにも不幸。
そして血なまぐさいのも哀しい。
映像として残ってしまった。
高校生は、どことなくいろんなタイプを
切り取っているようで実像とは慣れている気がした。
やっぱりあの結末でない方が好き。
それは勝手な言い分だろうか。
そんなぁ!と心の中でつぶやいた。
読む人のために、このあたりで終了。
つらかった ★☆☆☆☆
みんな不幸で、みんなその不幸がよく書き込まれていないで。
登場人物のすべてが、体か心、あるいは両方死んでいて。
唯一同情できるのは絹江さん。木綿子は恵哉と会えたとしたら、どうするつもりだったのか、現実であれば起こりうるもう一つの可能性を熟慮した上で作者は物語を構成したのか。
中途半端に心の傷をテーマに作家活動を続けることは、作者自身の心身を傷つけるのではないかと思います。
この作品が、「償い」よりもあとに書かれたことで、特にそんなことを考えさせられました。
大鐘稔彦の「孤高のメス」のときも思いましたが、幻冬舎は編集のシステムが甘いのでは?
(このときはあまりの言葉遣いの誤りにうんざり)作者の益を図って育てるのが、結局出版社の益につながるのだと思いますが。