一本がとれる!柔道 立ち技 必勝のコツ55 コツがわかる本
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★ メダリストを多く育てた名将が伝える、「勝つ」理論&テクニック!!
★ 組手争いから連絡技、返し技まで、実戦で活きるスキルが身につく!
★ 相手のタイプ・体格差に応じた攻略法を掲載。
★ しっかりと組んだ状態からの攻め方がよくわかる。
★ 技を誘い、利用して投げる技術を身につけよう。
◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆
武道、とかく柔道では、よく「心技体」という言葉が使われます。
みなさんは、この「心技体」をいう言葉を聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。
あるいは、この「心技体」をどうすることが望ましいと思われますか?
「鍛える」という言葉が真っ先に浮かんでくる方が多いのではないでしょうか。
あるいは「充実」という言葉かもしれません。
心、技、体のすべてを「鍛える」、あるいは「充実させる」ことが、武道の精神であり、勝利への近道と考える方が多いのではないでしょうか。
私自身、この発想は間違っていないと思いますし、とても大切なものであると考えます。
しかし、どのように「鍛える」のか、どう「充実させる」のかという点では、常に移り変わる世の中で変化させていかなければいけないと思います。
ただ漠然と「鍛える」「充実させる」では、費やした時間、労力の割りに得られる成果はまちままちになってくると思われます。
そこで必要になってくるのが「柔軟性」です。
心の、技の、体の柔軟性です。
柔道の「強さ」を求める上で、この「柔軟性」は欠かせないキーワードと思われます。
何せ『柔』道なのですから。
本書では、対戦する選手のタイプに応じた組手の作り方や効果的な技など、「心技体」のうちの「技」に関して解説しています。
相手に柔軟に対応して、現代柔道を勝ち抜く「技術」を身につけてください。
上水研一朗
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
☆第一章 組手を制する
*01 基本事項
6区画理論の基礎知識とビッグ6を覚える
*02 基本事項
相手との間合い、正方形ボックス、ひし形ボックス、一直線を知る
・・・など全19項目
*章末コラム 本人が語る 世界と戦う柔道家の投げ技1 中矢力選手の背負投
☆第二章 しっかり組んで投げる
*20 区画A~B(相四つ・対高身長~同身長)/背負投
*21 区画D~E(ケンカ四つ・対高身長~同身長)/肘抜き背負投
・・・など全12項目
*章末コラム 本人が語る 世界と戦う柔道家の投げ技2 王子谷剛志選手の大外刈
☆第三章 連絡技で投げる
*32 基本事項
対の法則を理解する
*33 区画B~C(相四つ・対低身長~同身長)/大外刈から支釣込足
・・・など全12項目
*章末コラム 本人が語る 世界と戦う柔道家の投げ技3 永山竜樹選手の背負投
☆第四章 組み際に投げる
*44 基本事項
組み際に技をかける利点を理解する
*45 区画A(相四つ・対高身長)/一本背負投・小内巻込
・・・など全7項目
*章末コラム 本人が語る 世界と戦う柔道家の投げ技4 中矢力選手の捨て身小内刈と一本背負投の連絡
☆第五章 相手の技を誘い、利用して投げる
*51 区画D~E(ケンカ四つ・対高身長~同身長)/内股透かし
*52 区画D~F(ケンカ四つ・対高身長~低身長)/燕返
・・・など全5項目