図鑑よりイメージしやすい良本
★★★★☆
かこさとしさんの「からだの本」シリーズはいくつか持っています。
この本の前半は骨の仕組みや関節について、後半は骨折などの怪我について語られています。うちの4歳台の子どもがちょうど自分の背骨や血、脳ミソのことに興味を持ち始めていたので、シリーズを何冊か購入しました。体の図鑑も持っていますが、それよりは物語で進められる本書の方を興味深く読んでいます。何より色々な絵が載ってあるので、4歳であっても骨折の危険などをイメージしやすいようです。大人がいくら口で言ってもなかなか伝わらない体の仕組みを、このシリーズ本は子どもに分かりやすく語ってくれます。最初購入時は絵や文章が少し難しい気もしましたが、今では長く読める本だと感じています。