様々な人のエッセイ集です。各界の著者が書いています。それぞれのテーマで興味深い話が読めます。一つのエッセイが短いので、どこからでも読めます。

まずタイトルが気になってつい買ってしまった本。
我が人生を振り返り、落第坊主の判を押されるかなっ（笑）と思っていた昨今。
この本のタイトルが気になった次第。
しかし、実際には５９編ものエッセイの塊で、
いつもなら軽い本なら１日で読んでしまう私も、
つい何日もかけて読んでしまった。　^^

いろいろな人生が忌憚なく描かれており、１文１文に心が通う。

さくらへの思い。
アウシュビッツ訪問記。
病気になって思ったことなど・・
その幅は広い。

是非読んで欲しい一冊だと思う。

25年くらい前から、毎年出るたびに読んでいます。
が、今回、読み進むうちに「あれ」と思いました。なかなか「ヒット!」と思う作品に当たらないのです、いつもなら秀作・佳作に逢えるのに。
でも後半には、ほろりと涙させるような作品の密度も濃くなりました。そういえば前半には「文○春秋」に掲載されたエッセイの密度が濃く、それがまた面白くないものが多いという傾向があるやに思います。
でも毎年楽しみな1冊です。でも今回は☆3つ。