絶望期の終り 影男煉獄シリーズ
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「死の拠」・・・。
それを模索すべく1999年程前より描き始めた作品が『影男』シリーズです。
この絶望的影男の物語は、現在日本に生きる若き未婚男性そのもの。
少子高齢化が進む時代・・、妻も娶れず、家庭も築けず、子を設ける事も出来ず、誇りある仕事に就ける訳でもなく、社会的に虐げられた上、老いても年金が貰える保障すらない。
長生きしたとてそれは苦痛に塗れた絶望人生。
最後は犬死。
その結果、男達はバーチャルな世界に逃げ込むしかなくなったのです。そんな孤独で絶望的な男達が溢れんばかりに漂う國、日本。
もはや、そこに生きる意味などあるのか?
少年画報社刊月刊アワーズライトから幻冬舎刊月刊コミックバーズにて約6年に渡り継続連載された、漫画家あびゅうきょの影男煉獄シリーズ。
2005年にバーズコミックススペシャルとして出版された『絶望期の終り』はその第2巻。
バーズコミックスでは単行本化されなかった最終巻までを一挙キンドルで電子書籍化。
『絶望期の終り』初出
第7話「絶望の陽のもとに 」 幻冬舎刊「月刊コミックバーズ」2003年8月号
第8話「絶望の長い午後 」 幻冬舎刊「月刊コミックバーズ」2004年7月号
第9話「絶望線上のアリア」 幻冬舎刊「月刊コミックバーズ」2005年1月号
第10話「絶望の中心で哀を叫んだけもの」 幻冬舎刊「月刊コミックバーズ」2005年4月号
第11話「未来世紀絶望 」 幻冬舎刊「月刊コミックバーズ」2005年11月号
第12話「月は無慈悲な絶望の女王」 幻冬舎刊「月刊コミックバーズ」2003年12月号
第13話「絶望期の終り」 幻冬舎刊「月刊コミックバーズ」2003年3月号
(注/キンドル電子書籍版は幻冬舎コミックス版とは作品構成が異なっています)