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機龍警察(ハヤカワ文庫JA)

価格: ¥756
カテゴリ: 文庫
ブランド: 早川書房
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いい意味で ★★★★☆
パトレイバー。
向こうとは違うのは身内である警察がばたばたやられてく。
少し設定や展開に無理があるところが見受けられるがそれ以上に引き込まされる内容。読んでも損はないです。
面白いんですが.... ★★★★☆
電車の中だけで、3日ほどで読了。いまさらのパワードスーツ物ですが、そこに警察、傭兵
テロ話をブレンド。展開としては週一の連続警察テレビドラマの第一話で、登場人物の
相関関係さわりとか、イワクありげな生い立ち紹介編。思い入れたっぷりな台詞と
相まって、次週(=次回作)が楽しみ、といったところか...
1)機龍の成り立ちが不明(技術者曰く、初めからあった?)
2)今回のテロの狙い、と本当の黒幕が不明
3)機龍の操縦者選別の経緯不明

と次回作以降に肝心な所が、先送りされているので、ここを如何に収束させて
いるのか、読んでみないと、本当の評価は出来ないかも....
(第一話で、話広げ過ぎて、とんでもないオチになりません様に..)

設定はいいけどやや描き込み不足 ★★★☆☆
いろんな設定盛り込んだけど、ページ数足りなくて食い足りないって印象。
その分読みやすいですけど。

まず、機甲兵装ってののイメージが出来ないのがツラかった。
旧型はパトレイバーみたいなので、主人公達が操る新型は攻殻機動隊に出てくるパワードスーツ
みたいなものかしらん?
アニメ畑のメカニックデザイナーに表紙書いてもらえば良かったのに…

主人公達3人は元傭兵・元テロリスト・元警官、それぞれ過去の何かに囚われているわけだが
それが明らかになっていい感じになりそうなのに描き込み不足で物足りないのが残念。
っていうか、元傭兵・元テロリスト・元警官のどれか一つでもメインディッシュ級なのに
3つ出して、さらにそれを現代警察物の味付けするってのは大変だ。

警察物としても今野敏や佐々木譲を読んでいる目の肥えた読者には物足りないでしょう。

まぁ、小説ではデビュー作の作品をそんな大御所と比べるのもアレなので、今作がパイロット版的な
位置づけで、今後シリーズ化されてブ厚くなっていくことに期待します。
人間ドラマが主体です。 ★★★☆☆
あらすじを見れば内容はわかりますが、警察小説+ロボットもの。攻殻機動隊をもっとはるかに現実的にした内容といったらいいでしょうか。機甲兵装といったパワードスーツが一般化した近未来で、警察内部の対立、メインの主人公3人の因縁(緑も主人公級ですが、今回は姿がメイン?)、そして謎のバックボーン持つ新鋭機『龍機兵(ドラグーン)』をめぐって物語が展開します。文体は乾いていますが、それぞれのキャラクター達のドラマが丁寧に描かれていて実際はもの凄くウェット。というか、著者の本領は、戦闘シーンや設定というよりは数多いキャラクター達の人間ドラマを丁寧に描くことだと思われます。この点でかなり自分好みの小説。まぁ警察小説なので当然といえば当然ですが、実際の物語の展開は警察小説のレベルでなく、国際情勢や軍事革命を含んだもっと大きいもの。おそらくアメリカが絡んでくるのかな? 個人的に興味はあるのはやはりテロリスト出身のライザと、彼女の愛機を複雑な思いで整備するテロ被害者の緑の絡み。ただしまだまだ導入部といった印象で、黒幕がはっきりしてくるのもこれから。このドラマの先に期待して、新刊が出たら後を追わせてもらうつもりです。しかし表紙はライトノベル調にする必要はありませんが、もっとセンスよくなりませんかね?
次作への期待を込めて★4つ。 ★★★★☆
初めて読む作家だが、著者の紹介を読むとOVAの脚本を書いている人らしい。
なるほど、機甲兵装なんていかにもありそうな設定とストーリー。新人らしからぬこなれた小説だ。
警官のプライド、警察官僚の内幕、傭兵やテロリストたちの世界、など、いろんな要素が詰まっていて、舞台仕立てとしてはとても盛り沢山なのはいい。
話も、三機の機甲兵装に乗る元傭兵、ロシアの警官崩れ、元テロリストの過去を絡めながら、警察という組織内部の争いをうまく描いていると思う。
ただ、面白いんだけど、何か物足りないんだよな。比べてはいけないんだろうけど、この前読んだ伊藤計劃の『虐殺器官』のような深みというか、人間の奥深くに潜む暴力性のようなものが描かれていない。設定も人物描写もよくあるなぁという感じ。
でも、面白かったので次作以降に期待したい。なんかシリーズ化されそうな気がするし...