18歳のブリアンナが、妻を亡くしたピアスと出会う物語です。
単純なのはそこまでで、ブリアンナの義父カートが一攫千金を狙って
油田国のサボンと取引をしようとしているところから、はなしがややこしく
なります。
単純にもっと現実味のある設定で、いつまでも亡くした妻を思うピアスが
どのように変貌していくのかを描かれていればよかったのに…と思います。

18歳のブリアンヌがピアスに出会う場面はなんとなくうーん・・・という気がします。そんな大人の男性にそんな風に話しかける？みたいな印象をうけます。18歳から20歳まで一気に駆け抜けていく書き方はなんとなく残念。
それでも娯楽性は十分だと思います。この中でブリアンヌに想いを寄せていた、フィリップがヒーローになっている話もあるようで・・・そっちも読んでみたいな。

ハーレクインで大人気のダイアナ・パーマーの作品です。 パリを舞台にちょっと不器用なヒーローがヒロインの心を騒がせます。 お楽しみください。