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Far East~世界の車窓から~

価格: ¥2,520
カテゴリ: CD
ブランド: ビクターエンタテインメント
Amazon.co.jpで確認
最強コンビが送るイージーリスニング ★★★★★
誰もが知ってる国民的音楽「世界の車窓から」のテーマ曲を手がけるドラマ音楽界の貴公子溝口肇さんと、演奏に元奥さんのアニメ・CM・ゲーム音楽の女王こと菅野よう子さんが参加する、最強のイージーリスニングアルバム。
溝口肇さんの顔とも言われる曲が揃っており、ジャケットの撮影は写真も趣味とする菅野よう子さんが手がけてます。
10曲目の渋声のボーカルの方は、菅野よう子さんの「Song to Fly」にも参加されていらっしゃいます。

現在は離婚されているそうですが、お二人のファンとしては勿体無いなーと思う複雑な気持ちです。
様々な場面が想起される ★★★★☆
番組テーマ曲をはじめとして、実際に番組で使われた曲をオムニバス形式で収録、中には唄つきのものもある。通常はサウンドトラックと言えばひとりの作曲者がほぼ全ての曲を用意するものだが、この番組ではその常道をあえて外して、番組の各場面ごとにもっとも適当と思われる曲をチョイスして流しているのだ。その中から15曲を取り出したのがこのアルバムである。

最初のメインテーマからの数曲は荒涼とした大地をイメージさせるものだが、聴き進めていくと、例えば遠い故郷に丸一日かけて帰省する中国の寝台列車の中の賑やかさとか、南米の密林開発路線であるとか、そういったいろいろな場面が脳裏に浮かんでくる。

喫茶店など、ゆったりとした空気を楽しみたい場面に最適の1枚。
そうだ、旅行に行こう! ★★★★★
チェリストでテレビ音楽等を手がけるコンポーザーとして活躍する、
溝口肇(はじめ)の代表曲世界の車窓からを収録したアルバム。
尚、ピアニストには彼の奥さんで、同じくテレビ音楽業界、
特にアニメ業界で重宝される菅野よう子さんが参加。

ニュー・エイジやイージー・リスニングというと、単なるBGMに成り下がりやすいけど、
経歴の長い彼だからこそ実は深みのある音楽を写実しており、
旅愁を煽らせるものがある。
コンボで編成されているものはジャズ・フュージョンの香りがあるし、
オーケストラ編成のものはクラシカルな感じでもある。
こういうジャンルを大きくまたげるのがこっち方面のアーティストの優位性ですな。

タイトルナンバーはテレビ朝日系で放送されている同タイトル番組のテーマ曲として知られ
る曲。
この番組からの印象からもあるだろうが、非常にランドスケープ感のある曲であり、
旅に出たくなるような気持ちに馳せてしまう。
またベースの響き方やギターのソロパートは
フュージョンぽく、ライト・フュージョンといった感じか。

続く#2〜5はコンボ編成のもので、ジャジーな感じを微かに感じながらも、
ジャンルレスに雄大で深みのあるチェロの音色を感じさせる。
#5なんか、サックスの嘶き方から「愁」を感じる。

以降はオーケストラとのセッションとなる。名曲#8のカバーは非常に美しい作品であり、
また#9の菅野のピアノソロは秀逸だ。
#10は渋みのある男性のヴォーカル・ナンバー。・・・何語?
#11は#1のオーケストラヴァージョンで、オリジナルよりも壮大な作り。


久しぶりに音楽にじっくりと浸れるものを手に入れました。
かなり好感触だ。