天門イージーリスニング
★★★★★
オーケストラの仕上がりを疑問視されているコメントも多いようですが、私は楽しんで聞くことができました。映画に感銘を受けたファンなら、それはやはりサウンドトラックの響きにかなう者はないと思います。でもこのアルバムは新海作品のイメージアルバムであり、天門の曲のアレンジ。
たとえばジブリの作品のサントラもすばらしいけれど、オルゴール版などのアレンジもよく耳にします。皆がアレンジ版をそれぞれに楽しんでいる。
私はこの演奏を聴いて、とても優しいと感じました。最近は、作品を思い返すときだけでなくリラックスしたいときや眠るときにかけています。いろんな生活場面で天門の音楽を楽しめる。そういうアルバムだと思います。
え、なんで?、いいでしょ?w
★★★★★
8月14日のコンサートの演奏でいいなぁと思ったので
会場で購入しました。
それで、アマゾンのここを見てビックリしました。
「なんだ、このやたらと評価が低いコメントの数々は、、」
今まで、いろいろな商品やCDをアマゾンで買ったりしましたが、
ここまでコメントの評価と自分の印象が異なることはなかったので
ちょっとショックを受けました。
確かに批判されている内容は、ある種のそういう要素はあるようにも思いますが、
他のアニメサントラやゲーム音楽のCDと比較してもそういう部分だけ
クローズアップしてコメントされてるような不自然な偏りを感じてしまいました。
ただ、現段階で、自分はこのCDの半分ぐらいまでしか聞いていません。
それから、割とよいヘッドホンで聞いております。
環境が違うとなにかよろしくない批評につながる要素があるのかどうかは
わかりませんが、とにかく、現時点で星5つあげてレビュー書こうと思った
ぐらい気に入りました。
曲もアレンジも演奏も音質もいい感じですし、
色のきれいなブックレットも全部含めてひとつの
世界を構築してるようなすばらしいCDだと思います。
オーケストラに求めるのは論外
★★★★☆
オーケストラのつたなさに批判が集まっているようだが、元々はオーケストラ(プロデューサー)側がオファーしてきたこと。
オーケストラのレベルがひどくても文句は言えない。
確かに想像とはかけ離れていたが・・・。
この楽曲が最高のものかどうかと考えるよりも、新たな試みをしたと考えるべき。
これはこれでよいアルバムだと思う。
個人的にはじっくり聞くと言うよりも、就寝のためもしくは作業用BGMとして利用している。
控えめな部分がかえって作業の邪魔にならずちょうど良い。
ただ今度、リアレンジするときは新海&天門コンビでのプロデュースをお願いしたい。
映画が好き=○ 映画が好き+音楽が好き=△ 音楽が好き=×
★★☆☆☆
まず、新海作品の曲がオーケストラになったという点では素直にうれしい。
映画が好きな人は思い入れもあると思うので、一聴の価値はあるかと。
しかし、音楽好き、もしくは音楽を知っている人にとっては、難のあるCDだと感じた。
個人的な感想だが、編曲が好きでない・ソロの技術が高くない と感じた。
天門さんの作る曲にある『爽やかさ』が薄れたというか、変にねちっこい、しつこいソロ&編曲になっていた。
私は新海監督信者ではあるが、このCDは途中で飽きて聴くのをやめてしまった。
映画のサントラのほうがよっぽどましだったと思う。
タイトルにあるように人によって好みが分かれるCDだと思う。
試聴できるなら、してから購入をを考えるのがベストだと思う。
出来は良いが、好き嫌いがでるかな
★★★★★
購入前に読んだレビューで、酷い書かれようをしていたので実際聞くまで不安だったが、出来は良くて買って損したとは思わなかった。
ただ、酷いレビューを書いた人の気持ちも分かる気がする。天門さんの静かに心の中に染み入る感じの曲は、オーケストラの華やかな感じに上手くあってない所も散見され、それが気になる人には聞くに堪えない作品に聞こえるのは分かる気がする(私自身も許容値ギリギリなところがあった)。だけど本編を見て沈んだ心を癒してくれる効果が確認でき、こういうのも有りかなと思って星五つにした。
でも、これだけは嫌だと思うところがあって、それはタイトルと挿絵の無難さ。タイトルは新海さん独特の響きを持った物にして欲しかったし、挿絵も既存の物を切り貼りするだけではなく、今の技術で書く「ほし」新海さんだけ慣性で書く「雲」や「秒速」のイラストや巻末に付いていたオーケストラの写真の一枚をイラストかするとかやっても良かったと思う。星を落とすほどの不満ではないけど。