ラストの展開に驚きを隠せない
★★★★★
最終話の最後の展開で度肝を抜かれた私がいました。
最初のころは、惰性で見てましたが、後半に行くにしたがって、どんどん面白くなっていく。
中毒性があるといっても過言ではなかったです。
作りこまれた世界観と、むちゃくちゃな論理の怪現象を力技でひねり倒す感じ。
非常に見ていて面白く、またSFというものがそもそも理論として間違っていたとしても、
面白ければそれでいいものであるということを再認識させられました。
グロさやエグさもこのドラマの魅力であると思いましたよヽ('ー`)ノ
前半我慢して観てください
★★★★☆
フリンジは、最初は、あまり面白くありません。
第7話 寄生虫からは、主人公と博士や仲間との関係が急に面白くなり、
一気に観てしまいました。
最終話は、なかなか凝った内容で、かなりひねりが効いています。
最初の方の話がおもしろくないので、それを我慢して観ると突然面白くなります。
興味がある人は、是非観た方がいいです。
SF,FBIドラマ 引き込まれるストーリーと敵か味方か分からない人物像
★★★★☆
X-Fileファンは必ずみるべきドラマです。第一話は衝撃的作品だが。話が進むにつれて次話の期待が深まっていく。話の内容もSFだけの話だけだと思えなくなる。サスペンス、ミステリー、アクションの要素があり楽しめる。ファースト・シーズン ボックス2は特に人間関係、ストーリーの根源、起因が見え始める。敵味方の構造もどんどん複雑になっていく。書いている私もセカンドシーズンが楽しみなった。
何だ! 『エイリアス』そのものではないか!!
★★★☆☆
海外のTV番組には非常に優れたものが多いため、普段であれば、一話を観終えると、そこで止めることができず、そのまま観続けてしまうのだが、この作品に関しては、そうしたことがまるで無かった。
つまり、それなりに面白くはあるのだが、結局のところ夢中になることはできないままに最終話にたどりついてしまったのである。
そこには、たぶん、物語の構造に全く斬新性というものがないという事情があるのだと思う。
過去にJ. J. エイブラムスの制作した代表的な作品に『エイリアス』という作品があるが、基本的には、そこで使用された物語の構成がここでもそのまま踏襲されている。
具体的には、物語が展開していくなかで、主人公のヒロインが自己のなかに封じ込められている秘密を発見していくというものである。そして、そこでは、作品の冒頭において全く無関係の存在として配置されていた人物たちが実は過去において密接な人間関係のなかにあったことが認識される――というようなものである。
これだけ説明すれば、多くの方々は「何だ! 『エイリアス』そのものではないか!!」と思われるだろう。
正にそのとおりなのである。
そして、そのことがあまりにも明瞭に見えてしまうために、視聴者は少々興醒めしてしむのである。
それは、あえていえば、タネの判明している手品を見ているような感覚といえばいいだろうか……。
もちろん、誤解のないように申し添えておけば、作品は娯楽作品としての最低限の水準には達している。
少なくとも各話はそれほど弛緩したものではないし、また、殆どの場合、最後まで退屈することなく鑑賞することができる。
ただ、問題は、この『フリンジ』という作品がそれだけのものに過ぎないということである。
個人的には、正直なところ、また『エイリアス』のときのような、あの粗雑で御都合主義的な物語に何年にもわたりつきあわされることになるのであれば、第二期以降を観るのはどうしようかなあ〜という感慨をいだいている。
はっきりいえば、これは失敗作ではないのだろうか……?
ダナムに惚れた!
★★★★★
SF好きな方ならばハマるドラマですね。世界観はもとより、細かいディテールにいたるまで
緻密に作られているのでとても愉しめます。
ビショップ博士のキャラクターは最高です。『ビショップ』というネーミングからして
ちょっとワクワクします。
JJエイブラムスの作品は所謂「高い中毒性」が売りですが、
フリンジの前半はJJらしからぬ出来です。訊くところに拠れば、一話完結のドラマにこだわりが
あるそうで、それが裏目に出ているとの事。しかし後半は違います。
大いなる謎を解く鍵やヒントがどんどん提示され、確実に連続性の高いドラマへと変貌を遂げています。
そしてとんでもないラストが用意されているのです。是非とも味わって頂きたいです。
JJエイブラムスのドラマで散見されるのが(エイリアスやフリンジ)
『おさらいの回』。今までの流れをドラマの中で見せてくれます。取調べ、拷問、セラピーなど
芝居の中でこれは展開されていきます。そしてここから物語は大きなうねりをみせていきます。
グッと面白くなるのでご参考まで。
このドラマを観た時に思い出したのが、SF作家で、と学会会長の
山本弘氏が数年前のTV番組で語っていた言葉です。
『科学考証とSF考証は違う。科学考証は科学的に正しくなければならないけれど、SF考証は
間違っていても理屈が面白ければ許すよ、ということなんです。』
フリンジはまさにそんなドラマです。
それにしてもオリビア・ダナム役のアナ・トーヴはホント美人さんです。
すっかりファンになりました。