Anton Corbijn: U2&i
価格: ¥12,841
30年以上もの長きにわたり、アントン・コービンは音楽界をはじめとする各界の偉大なアーティストを撮り続けている。その業績により、コービンは現代でもっとも影響力のある肖像写真家に名を連ねることとなった。しかし、コービンのキャリアのなかでも、絶えず撮り続けられているひとつの対象がある――それがロックバンドのU2だ。コービンとU2とのコラボレーションは、22年にもわたって続いている。コービンのこの最新写真集――Schirmer/Mosel出版によるコービン写真集の7作目――は、ボノ、エッジ、ラリー、アダムの4人に、彼らとの長きにわたる友情に、互いに与え合ってきたインスピレーションに、そして写真史の一部でもあるロック史のなかで共に経験してきたさまざまな出来事に捧げられている。U2のパブリックイメージを「発明」したのはほかならぬアントン・コービンで、そのイメージは現在もつくり続けられている。本書では、1982年2月のニューオーリンズでの最初の出会いから、U2の最新アルバム用の撮影がおこなわれた2004年4月のリスボンへと到る長い道のりが、コービン手書きの注釈が添えられた豊富なプライベート写真や、いわゆるオフィシャル写真でつづられている。