1998
★★★★★
3年ぶりのソロ・アルバム。97年秋、2ヵ月に及ぶベルリン・レコーディングを敢行した1枚。クラフトワークやデア・プランを音楽的なルーツに持ちつつ、オン・タイムでドイツのレイヴ・シーンにもコミットしている卓球ゆえ、非常に思い入れの深い作品に仕上がったのでは、と思った。グラデーションのごとく滑らかに変化してゆく音響の心地よさを堪能してちゃぶだい。
ストイックな作品
★★★★★
電気の活動な少なくなってからの卓球ソロは意外にポップな作品が多かったりもするのですが、このアルバムはとにかく地味です。1曲目は特に地味ですがキャッチーなシーケンスなんかもありません。
石野卓球というキャラクターとはなかなか結びつかないかもしれません。
でも個人的には1番かっこいいアルバムかもしれませんね。全然飽きないですし。やはり初期のやりたい事が溜まってる感じというか1曲1曲のアイデアが大味で新鮮なんですね。
このアルバムを聴くといかに当時の電気は気を使って愛想よく音を作っていたかがよく分かります。
やっぱりこれが一番!!
★★★★★
卓球ソロアルバムの中で一番ハマりました。特に「Polynasia」「Boogie Ku'damm」「Taxi funk」「BYKE」は今聴いてもかっこいい!!ウーハー効かせて大音量で聴いてください、ウズウズさせてくれます。
ジャーマン・テクノ色が強い。
★★★★★
格好良いんだけれど、オタクっぽい音を作る人だなぁ。(これは最大の誉め言葉)
メロディらしいメロディが殆ど無く、単純なリズムの繰り返しです。
TSUTAYAのCD紹介にも有ったけれど、ジャーマン・テクノ色が強いです。
Mr.ストイック
★★★★☆
石野卓球、彼の主活動である電気グルーヴの曲は
かなり悪ノリした曲が多い。
斜に構えながら半笑いで作っている感じ。
それに対して、このアルバムは異常なまでの
ストイックさを以って作られている。
普段DGから感じられる悪ふざけの要素は一切無い。
ハードに打ち込まれるビートはまさにフロア仕様。
ドイツの臭いがぷんぷんする良トラック目白押しだ。
何だ卓球、やれば出来るじゃないか。