ファン待望の初来日公演が昨年の2008年８月６日ビルボード東京ほかでありました。
もちろん行ってきました。

日本でははじめてで今日は本当に緊張してますと冒頭で挨拶したり、本当に今日は素晴らしい思い出になりましたと言って
観客席にデジカメを向けて撮影するなど、彼女の人柄がよく滲み出てたＬｉｖｅでしたｗ
ＣＤと同じで、聴きやすく、音量も適切で演奏ももちろん良かったです。

ジョイスの魅力はルックスはもちろんですが、なんと言ってもキャッチーなメロディと
清涼感のあるサウンドです。　聞き流すも良し、聞き込むも良し。
どのアルバムも聴きやすいナンバーでまとまっており、どれを買っても損しないです。

本作はジョイスの全作中で前半に位置する作品ですが、
その中ではジャケット楽曲のバランスからしてダントツの出来と言える作品です。

軽快でジョイスらしいナンバーImagine That、メディアムスローで聴きやすいSavannah、
After Hours、彼女のヴォーカルが堪能出来るスローナンバーOn The Run、Say You Willなど
粒揃いのナンバーがバランスよく収録されています。

個人的には、本作はもちろん、後半作ではジョイスの傑作と言えるThird Wishと
This Girl's Got To Playがジャケ、内容共に素晴らしく、オススメです。

上のリンクの「試聴」だと（ステレオスピーカを外付けしていても）あまり、いい印象ではないのですが、CDをちゃんとしたステレオで聴けば、とってもいい気持ちになれます。デジタルプレーヤで通勤中に、CDでも車でドライブ中に、お勉強の後のリラックスに・・・一家に一枚。

ジョイスクーリングは、私としては、3枚目ですが、米国のインターネットラジオでは、よく流れているのに、日本では何で人気ないんでしょう？（このジャンルが人気ないか！）誰々の真似だとか、オリジナリティないとか言う人もいますが、私にとっては、昔の人は昔の人で今は今です。エレキもアコースティックも自在に弾きこなし、ボーカル曲も必ず入れる女性ギタリストに拍手を送りましょう。（パチパチ）

1、2曲目は、現代のスムースジャスそのもの。気持ちが洗われるようです。ジョイスクーリングは、半音上から下げるスライドダウンを多用しますが、それが耳障りにならないのは、音質が柔らかいからかも。8曲目が試聴できないのは残念。バリバリにオーバードライブをかけた音でジョイスが走りまくります。11曲目の16ビートのラテン調の曲は、ジェイワーグナ（キーボード）が、強力にがんばってます。私の聞いた3枚の中では、彼の最高のプレイです。

ジョージベンソン／ウエスモンゴメリーの影響を上手に聴きやすいラジオフレンドリーなキャッチーな音像に仕立てる。
ベイエリアでは有名人。このアルバムはやや弱い。前作と同じ路線。
演奏がややテクにかたより、深い感情表現がおざなり。これは痛い。

レイオビード＝似た感じのギタリストがプロデュース、プログラミングを担当。そりゃ～～新鮮味では弱い。狙い過ぎだわね。
テクに流されずに歌心を保持するのは難しい。
１０点中３点