翻訳者の知識が・・・
★★★★☆
非常に基本的でためになる本で、他の映画撮影解説書を読む前に目を通しておくと、細かい技術用語や撮影機器類の知識が身について理解しやすくなる。
ただ、翻訳者は映画撮影の専門家であるが、ひょっとしたら高齢で、新しい技術や道具についてくわしくないのかもしれない(あるいは英語が苦手?)。
ステディカム(Steadicam)をスタディカムと書いたりインターレース(interlace)をインターレスとしたりで、こういう部分を目にすると、なにか根本的に間違っていたりするんじゃないかと不安になってしまう。
DVDをデーブイデーと読むオヤジと同じで適当に無視してもいいのかもしれないけど、フィルムアート社は映画の専門書ばかりを出している会社なのだから、書店に並ぶまでにだれかが気づいてもいいと思うのだが?