いま、苦しい人は勇気づけられるかも!
★★★★★
友人から借りて、一巻のあまりの残酷描写にドン引き(笑)したのですが…。
少し時間をおいて読んでみたら、あまりに面白い!!!体調悪いのも忘れて六巻まで読みふけりました。 現在の私も主人公エウメネスと(少し)似た、追い詰められた状況にいるので…。エウメネスの聡明さと柔軟性と強さに勇気づけられています!
現在の自分や、取り巻く状況の厳しさにメゲている方も、もしかしたらこの物語に
「前へ向かっていこう。どんな状況でも」と思うことが出来るかも知れません(^^)/
「この漫画が終わるまでは死ねない!」と思えた、私にとっては最良の作品でした。
(たとえ果てても、墓から起き上がって続きを読みます!!←バカだ…笑)
面白いんですが、年齢の低い子どもに堂々と見せられない
★★★★★
物語初めのほうの、女の子が拷問を受けるシーンがなければ小学低学年の息子の手の届くところにおいて置けるのにな、
作者の高い技量のためなのでしょうが、生々しい。
とても良い作品だと思っていますが、
母親の立場の私としては、低年齢の子どもの手の届くところに置けないのが、つらいところです。
もう少し大きくなってから(小学校高学年かな?)日の当たるところに置こう。
アリストテレスの人種による「適材適所」(トラキア人は奴隷に適しているから、奴隷になるのは仕方がない)・・・
アリストテレスのような賢そうな人が、今では偏見と思えることを唱えていたなどと・・・。
主人公がさらっと皮肉で弟子に返していたところは気持ちが良いです。
2巻で主人公の生い立ちが明かされます。
1巻でまだワクワクしてこない人も、続けて2巻を読んでください。おもしろくなりますよ。
知らなかった
★★★★☆
こんな壮大な作品があることを知らなかった。
そして描き方も壮大なのだ。
始めに描かれた世界は,過去へ戻りながらも現在へと紡がれている。
そんなに資料のない世界のことを良くもここまで描ききっているのだ。
支店をどこに置くかで描かれ方は変わってくる。
勝者の視点でしか描かれない史実を、色々な角度から考えている点がすごいなぁ。
歴史大河ロマン
★★★★★
まだ交通網も発達していなかった時代に、現在でも考えられないほどの巨大帝国を初めて実現させた男、アレクサンドロス。
世界史なんかで名前だけは聞いていた人物ですが、さらにその部下の話を描こうとする岩明均の目の付けどころにまずは1点。
そして、それを単なる歴史物としてではなく、主人公をしっかりと立てた英雄譚として成立させている所に1点。
つぎに、淡々とした絵柄と演出にもかかわらず、しっかりとキャラクターの感情を描写出来る作者の漫画力に1点。
最後に、将来これが過去に例を見ないぐらいに壮大な大河ロマンとして完結する願いも込めて2点。
合計5点、満点です。
リアリティがない
★★☆☆☆
紀元前の人間が“それって差別的発言じゃないですか?”なんていうわけないじゃん
20世紀の人間じゃないんだから(笑)
主人公の兄の成績が下の中とか訳のわからん設定もあったが、
試験ができるのはローマ帝国の時代になってからだろ?
貴族でもないのにジャラジャラ真珠つけてるし。
時代考証がダメすぎて、途中まで読んで挫折してしまった。