ケネディの演説が良い!
★★★★★
ケネディの演説は素晴らしい。まず現実から逃げない、と訴えていることろがすごくかっこいい。
あと、相手が何をしてくれるかでなくて、自分が相手に何が訴えている箇所が最高だ。
このことは国家と個人の関係だけではなく、職場と自分、恋人と自分、家族と自分の関係に置き換えても成り立つことだ。
おすすめの本です。
★★★★★
ブルース・リー、美智子皇后、ケネディ大統領、
カルロス・ゴーン、チャーチル、津田梅子、
マイケル・ムーアなどのスピーチが入った
CDがついています。
心のこもったスピーチばかりなので
スピーカーが何を伝えたいのかを
感じようとしながら聞くと
すごく楽しめるように思います。
本の方には、スピーチの背景、英文、日本語訳が
丁寧に書かれているので理解しやすいです。
私はiPodに入れて毎日のウォーキングの時に
聞くようにしています。
アツい言葉が満載
★★★★★
偉人の演説・スピーチなどを題材にした英語の教本。
スピーチの勉強としても結構楽しかったです。
ケネディ・チャーチル・ゴーンの3名の章が勉強になるとともに、ブルースリーのは唐突で面白かったです。武士道ですね。
発言者になりきれと言われても
★☆☆☆☆
著者は演劇を修めた人らしく、その言葉を発する人になりきっては話すことがスピーキング力向上に繋がると説いている。しかしこれは初級者にいきなり俳優やアナウンサーのように話せというのも同然である。単なる英会話練習は役に立たないという意見には賛成できるが、著者は一体どのようにして発言者の気持ちを知れというのか?状況から推測することはできるが、正確に知るには言葉の文法的な解釈や、ストレスの位置がどこかといった音声学的な考察が欠かせない。
CDに収録されている音声も、日産やSONYの社長だの、ジョン・レノンの嫁さんだのノンネイティブばかり。おそらく著者は発音やイントネーションの正確さよりも人の心を動かすような発言内容の方が重要であると言いたいのであろう。しかし、内容が素晴らしければ発音が不正確でも相手は話を聞いてくれるというのは少々世間知らずである。就職の面接や営業など自分を売り込まなければ場合に不正確な発音で話したら、相手は聞くのを止めるだろう。どんな名曲でも演奏者の技量が低ければ人を感動させることなどできない。
身体に刻み込む
★★★★☆
困難に立ち向かっていった9人の人たちの味わい深い言葉。それらを題材に、著者が20年以上実践している英語の練習法を披露しています。
英語をただ漫然と読んだり聴いたりするのではなく、その言葉が発せられた目的や背景などを考えながら、身体で感じ取り、自分で演じてみる。五感をフルに使うことで、英語を身体に刻み込み、記憶の出し入れを容易にするということは、非常に理にかなった方法だと思います。
題材はいずれも『挑戦する』にふさわしい内容です。
難点は以下。
・冒頭のクラーク博士と、サムエル・ウルマン氏の声は本物ではありません。
・津田梅子さんの英語は、100年前の声を半年以上掛けて復元したものです。苦労には頭が下がりますが、iPodなどで電車の中で聴き取ることは殆ど不可能です。
・オリジナルをもとに応用した英文が載せられていますが、一般の人にとって、利用できる機会はあまり多くないでしょう。
英語に限らず、字面を追うだけではなく、その背景にこめられた雰囲気・匂い・想いなどを感じ取る、ということは非常に有用だと思います。