あの世とは、単純に天国・地獄に2分類されるようなものではなく、実際にはその人の精神性に応じて様々な段階の世界にわかれているということを教えてくれています。
また、「あの世の世界」について書かれた本にありがちな、オドロオドロしいものや恐怖感を煽るものとは完全に一線を画しており、理知的で清清しい世界観を提供しているのが類書との大きな違いだと思います。
「自分が死んだらどういう世界に帰るのか」は、自分の心が本書に書かれた各世界の心のあり方のいずれに当てはまるかで自明の理となり、占いや霊能者に頼ることなく判断できる思考材料を提供していますので、死ぬまでに1度は目を通してみると良いかもしれませんね。