オーソドックスで使いやすい
★★★★☆
まず、ドイツ語を学ぶ上での概論的な解説から入り、例文、文法解説、と続く非常にオーソドックスな形式ながら、さすがに無駄がないというか、しっかりとおさえるべきところはおさえているなという本になっています。
やや巻末の単語活用表が単調に見えるのと、全体の色使いが何故か単調でとっつきにくく見えてしまうような気がしますが、それでもしっかりと語学をやろうという人には問題なく使えるつくりになっています。
手紙の形式や、サムライが尋ねてくるなど、よくよく読んでみると例文がユーモラスで、その点も勉強のモチベーションになるかなと思います。
地道にしっかりと文法を一通りマスターしたい読者向け。
シニアは趣味の本として、学生は副読本として
★★★★★
後ろの単語リストを見ると、約800語ある。
本文は会話文で、構成されるが、単語と文法の説明は、簡潔で、また学術
的な感じがする。
ところどころ、単語力アップ、表現力アップの役立つ工夫もされている。
私は、何10年か前にドイツ語を学んだシニアだが、ドイツ語は、英語の
相似変換のようなものなので、一つ一つの単語を英語から推測しながら、
ドイツ語文の意味をたどっている。
シニアには適当な頭の体操になっている。
学生なら、教科書の副読本として役立つだろう。
わかりやすい
★★★★★
基礎から応用までコンパクトにまとめてあって、本当に良いです。
特に会話練習中心の構成になっているところが、とても良いです。