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リーダーこれだけ心得帖 (日経ビジネス人文庫)

価格: ¥530
カテゴリ: 文庫
ブランド: 日本経済新聞出版社
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実践リーダー術 ★★★★☆
地に足が着いたリーダー論。
理論より、何をどうするかの行動に
主軸が置かれています。
個別のノウハウが述べられているだけで
全体を通しての論理があるわけではないです。

文庫でさらっと読めます。
2006年、星稜高・山下総監督から松井秀喜選手に手渡された本の1冊 ★★★★☆
松井選手の高校時代の恩師・山下総監督が冬休み中に松井選手に本を贈るのは恒例となっていますが、今年(2006)贈られた本は「イチロー思考」「自分を磨く方法」「リーダーシップこれだけ心得帳」「バレンタイン監督の人材活用術」の4冊でした。今年の山下監督のメッセージは何だろう、と興味があります。イチロー本もバレンタイン本も同趣旨の本は既に読んだことがありますので、この本を読んでみました。
リーダー論について一度も読んだことがない人が読む分には、非常に読みやすいですし、分かりやすいです。休日半日あれば読める人も居るでしょう。リーダーが心がけるべき項目を10箇条くらいで抑えてあるのがポイントです。1項目につき10頁程度、Q&Aを意識したフォーマットなのです。手初めの1冊として良いと思いますね。適宜挿入されている前川さんのマンガ、癒されます。(^-^) 章と章の繋ぎで挿入されているコラム記事も良いですね。

私自身は既に佐藤一斎「重職心得箇条」に関する本や、トム・デマルコ氏の著作(「ピープルウエア 第2版」、「ゆとりの法則」「デッドライン」)、西堀栄三郎氏の本(「ものづくり道」「南極越冬記」「石橋を叩けば渡れない」)を読んできたので、良い復習として読めました。実際、西堀氏のエピソードもこの本の中に引用されています。また阪本氏が本書で述べている「組織図」と「こころ図」の【2つの組織論】に関することは、デマルコ氏の上の著作で述べられていることと共通してます。興味を持たれた方は、この本で引用されている出典の他に、上のような著作を覗いてみると面白いかもしれませんょ。
軸足が現場にあるから生まれる説得力 ★★★★★
 阪本啓一氏の最新作を読んだ。いつも感心させられるのだが、一つひとつの言葉に力がある。力があるから、説得力がある。それは軸足がしっかりと「現場」にあるからだろう。こうした世界を描ける人は少ない。リーダー力は、現場力。それゆえ、阪本氏の著作には価値がある。
「リーダーは異新を創り出す」(リーダー心得其の四)「リーダーは笑う」(同其の九)「リーダーは疲れる」(同其の十)には、何度も頷かされた。
 現状を守ることに、汲々としているリーダーは多い。「守る」からは、何も生まれない。「失敗」をしないかわりに、大きな成功もありえない。
 阪本氏がいうように「笑い」は、知を刺激する。笑いのない職場からは、付加価値の高い仕事は生まれない。がんばれば「疲れる」が、守る人は疲れない。野中郁次郎氏がいう「知的体育会系」のリーダー像を、阪本啓一氏はさりげなく示してくれた。
 コンパクトな一冊だが、中味は濃い。リーダーって、ポジションのことではないんだぞ。もっと人間味あふれた存在のことだ。読後に、上司と部下が肩を並べて、遠い未来を指差している図があらわれた。