本件で国内屈指の内容に脱帽。
★★★★★
あまりこの手の書籍には目を通さないことにしている。だが報道キャンペーンであろうか、にわかに国内での報道がここんとこ騒がしくなったので、神戸のすてきな大型書店で購入した。内容に愕然とした衝撃を覚えた。ひとつはアスベスト問題がきわめて身近な問題として存在していながら、いまだこの私でさえもここまでの認識もなく生きてきたこと。もう一つには、現在進行形で報道はされてはいるが、上述の通り案外にもひっそりしているのではないだろうかとゆう手前勝手なそこはかとない喪失感、の二点である。
みんなでどうすれば、みんなが一定の満足を得るのであろうか。。。
僕なりに現場からはじめて取り組んでみたい、そんな発起を自己に誓った。
とにかく発症したら長くても数年、短いと半年の、余命となる。
ちなみに私は本件をいまはなき父から私が幼いころにいいきかされた。アスベストはいじったりしたらあかんんんで!といわれつづけた。そしてアスベストが労働環境と深い因果関係にあることは1992年にロンドン大学教授の書籍にて知った。と同時に水道とアスベストの問題は、水道水を飲むことでは問題ないという公式発表の書籍を読んだ。
だがしかし、その水道水を供給している管路の一部にいまだ残存しているであろう石綿管の製造過程において、今回の一連の問題は単を発している。
どこでどうつながっているか、これからどうゆうけいろで人体への影響が及んでくるか、よくない方で不確実であることは間違いない。さらに本件は全世界に共通する産業革命の恩恵を受けている諸国においても同様の懸念が広がるとゆう、とても厄介な代物であることに、いまさら知った。
驚愕の事実を思い知った。未来の長い先々の問題も大切であるが、アスベスト問題を現代の責務として一定のけじめをつけなければ、本当の地球環境問題や、環境経済や、人類の健康福祉幸福は、論じられない。いや、論じたとしてもそれは一定範囲の部分合理性にしかすぎない。
以上
20070620 広島のBFCにて電信