それがアルバム発売直前にわかり、メンバーがばらばらになってしまいました。
そのバンドの決定に怒ったバンドのマネージャーがニセモノを用意
ロック史上 最悪な フリートウッド・マックハイジャック事件が起こってしまう。
そんな背景はおいといて、アルバムの内容は良質な曲を聴かせてくれます。
そういった背景とはうらはらに・・・・
ボブウエルチ時代のマックを聴く人はまずこれから入ってほしいと思います。
「ヒプノタイズド」に至っては、リンジー加入後もライブでやっていたほどですから、メンバーにとっても相応の評価をしていたのではないでしょうか。
このボブ・ウェルチが在籍したころのマックは、彼が脱退して、ニックス&バッキンガムが加入して大ヒットを飛ばしてしまうためか、過小評価されているが、ブルーズ・バンドからポップ・バンドへの橋渡しをしたのは明らかにウェルチの力に負うところが大きい。
むしろ万人向けの健全なアメリカン・ポップとなるこの後のサウンドよりも、ブリティッシュ・ブルーズ・バンドの名残りを残したロック&ポップの絶妙なブレンドは今聞いても実にかっこいいです。
これと次作の「Heroes are hard to find」は必聴。