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市民メディア活動―現場からの報告

価格: ¥2,310
カテゴリ: 単行本
ブランド: 中央大学出版部
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止められない現象 ★★★★★
本書では、北海道から沖縄まで、アマチュアたちが始めた発信行為が紹介してある。興味をもったのは、その中でも映像コンテンツについて。果たして、素人が作る映像や番組が、視聴に耐えるものなのか。プロが作るものとの混在の中で、はたしてどれだけ視聴されるものなのか。ただの自己満足になるのではないかという気もしないではない。

しかし、コンテンツ不足、ライツで縛られたプロの世界と違って、アマチュアたちが自由に表現活動できることは、やはりすばらしいし、面白い時代になったと思う。玉石混交のなかから、玉が見つかる可能性もあるだろう。アマチュアの制作能力のひきあげにもなるかもしれない。

すべてがうまく行くとは思えないが、市民が発信するということは、もはや止めることができな現象であり、今後、注目される分野であると思う。
退職者には魅力かも ★★★★★
市民メディアという単語を最近よく聞くようになった。しかし、その実体は何かというと良くわからない。本当に市民が「受け手」から「送り手」に変われるのだろうか。どういう経緯で発生してくるのだろうか・・・など、いろいろ疑問がある。この本は、各地の市民メディアの発生のメカニズムや活動の内容、課題などを、その当事者たちが執筆している。まだまだ発生したばかりで、どうなるのか不安な面を抱えつつも、大きな可能性を秘めていること、当事者たちが面白さを感じていることは、十分理解できる。市民による地域における表現活動は、退職した人には魅力的かもしれないと思った。