幻のディナーショー
★★★★★
ニューヨーク在住の時に話題になりましたが、
音源も、なかなか発売されずに今に至っていたようです。
こちらで見つけて喜び勇んで買いました。
彼女が本当にしたかった音楽は
こういう音楽だったのじゃないかしら?
改めて思いました。
伊勢佐木町ブルースも池袋の夜も名曲です。
それでも、晩年はカラオケで歌わざるをえなかった。
その悔しさ、不満をぶつけるような名唱。
それに応えることが出来るジャズマン。
当時の在米日本人は日本の曲に飢えていたのもあり
そんな彼女を熱狂的に迎えました。
そうして、出来上がったのがこのアルバムなのではないでしょうか?
聴くなら大型オーディオでどうぞ。
★★★★★
NY・チャリティ・ディナー・ショー出演時の録音だ。
しかも1995年の収録。
発売は2007年。なぜ今さらと思いつつ魅かれて購入した。
先ずは手近にあった、ラジカセで聴く。
正直言って、すこし妖しい感じのする生前の「青江三奈」が好きだった。
そんなファンでも、ラジカセでは「なに・これ」と言う感じの代物だ。
しかし、従来の16ビット録音の16倍の情報量で録音された、このCDは
大型オーディオで聴き直して唖然とした。
まるで「三奈」が3m先に居るような臨場感を味わった。
NYのトップジャズメンを従えて唄う女盛りの「三奈」のブルージーな歌と
トップアーチストの音を堪能して欲しい。
Opening のMCから Moanin’〜伊勢崎町と... カッコイイ
★★★★★
New York でのライブ盤、出だしの Moanin’からスタートする 1曲目が最高★★★ これだけで満足してしまいました。
解説を読んでいたら、青江美奈は元々ジャズ歌手だったことが判りました。
両親が持っていたシングル盤が家で流れていた時は、ため息を気はずかしく感じましたが
「伊勢崎町ブルース」ってカッコイイじゃないですか。