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ノア・ノア―タヒチ紀行 (岩波文庫)

価格: ¥26
カテゴリ: 文庫
ブランド: 岩波書店
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株式仲買人であった画家ゴーガン(1848-1903)は,内心に潜む美のデモンに駆られてついに職と家族をなげうつ。文明社会を嫌悪した彼が最後に行きついたのは南海の原始の島タヒチであった。 その神秘な原色の美は彼に無限の霊感をもたらしたのである。本書はこのタヒチ行の記録であり,ゴーガン自身の手になる版画を多数収載。
浸りたいとき ★★★★☆
タヒチの海岸で寝ながら読書。
本書を読めば、欧州人のタヒチ入植当時に思いをはせながら過ごせるかも。
建築物や服装が現代化されてはいるが、欧州人とタヒチ現地人の構図は
あまり変わっていないのかも、と感じることも。
のんきなゴーガン ★★★★★
 タヒチでだらだらしているゴーガンの厚顔無恥な姿を垣間見れて楽しいし、嬉しい。嬉しいなったら嬉しいな、楽しいなったら楽しいなって感じ。なぜ、ゴーガンがこんなフランス領とはいえ、はるかタヒチくんだりまで逃げてきたのかの理由がよくわかる。「行間を読め!」とはよく言われが、ことこの作品に関しては、「絵間を読めい!」。挿絵の合間についでに書かれた文章がなんともいえないし、なんともよくわからない。
 後日談、2008年に出た日本初訳のペルー人作家リョサの「楽園への道」を読む。なんとなくゴーガンの気持ちがわからないでもない。
文明世界より南国へ ★★★★☆
月と六ペンスを読み、より本当のゴーギャン像を
知りたくなり手に取った。
誰しもこの文明世界より離れて何も
考えることのない南国へ行くことを夢想したことがあるだろう。
ゴーギャンは南国へ飛び込んでいき、そこで生きた。
しかしながら、そこへ溶け込むでなく
彼はやはり西洋人でありつづけた、だからこそ
こういった記述があるのである。
南国の自然への考え方、生と死、
彼は学者のように客観的に分析するでなく
それでいてそこに入り込み中のものに同化するでもなく
旅行者のような立場で記述をしている、
だからこそ我々の志向と一致し、面白い。