百鬼夜行
★★★★☆
今回は番外編。日本海の地方都市を舞台に、政界と地方財閥と宗教団体と、彼ら兄弟が三つ、もとい、四つ巴のドンちゃん騒ぎ、もとい、戦いをするのである。例によって彼らの力は強大だから、いとこの茉理よろしく、暖かく迎える準備だけをしておけばいい。注目は、地方財閥と地方行政の癒着、宗教団体の腐敗、政界の百鬼夜行の描写が今回も容赦無く描かれているところであろう。
ちょっとした外伝
★★★★★
4巻までで4兄弟の竜身お披露目が一通り済み、
5巻では一息ついて、本編から外れた外伝的ストーリーです。
このシリーズでは作者の社会批評が目立ちますが、
今回は宗教団体のいかがわしさがクローズアップされてます。
年長組のシニカルさと年少組の元気さは相変わらず。
楽しんで読める娯楽作品です。
番外編
★★★★★
続きを早く書いてほしいなーという気持ちもあったが、やっぱり買って良かったという作品。この兄弟はやり取りだけでも話が成り立つんじゃないのか…?