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創竜伝(4)四兄弟脱出行 (講談社文庫)

価格: ¥650
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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キャラ楽しんでいます ★★★★☆
4巻目に至りついに最後の竜、始君、東海青竜王が発動する。話も行きつく所まで行った感がする。ほとんど第三次世界大戦勃発寸前まで行くのであるから。これでどうやって12巻まで話を続けるのか、少し不安になってきた。

ここまではいわば「人界」の章で、人間世界がいかに腐敗しているかを、大きな誇張を含みながらも鋭く描いてきた。私はもちろん、エンターテイメント小説として、始君頑張れとか、続君冷静にとか、終君やっちゃえとか、余君実は期待しているよとか、茉理ちゃんけなげだ~とかキャラクターも応援してきたのではあるが、この社会批判も大いに楽しんだのであった。なんだかこのまま神界に行ってしまいそうでこわい。楽しみが減ってしまう。まあ、ここまで来た以上、最後まで付きあう所存ではあります。

ところでこの本の初版が出たのが89年4月。その年の秋にはベルリンの壁が崩壊して、やがて「ソ連」も無くなる。バブルも崩壊する。それがどのようにこのシリーズに反映するか、楽しみではある。

ここらだっけ?? ★★★★★
そろそろアメリカ行くよな!?んー、確か4巻だったはず…。この兄弟もいろいろ問題起こしすぎて、もう日本にいづらいよな…(しみじみ)