とりわけ本作に特徴的なのはインストゥルメンタル・ヒット(一部コーラスを含むものもあり)が6曲も収録されていること。 17曲目「フライ・ロビン・フライ」が単純な歌詞の繰り返しであることを考えると実質7曲となりかなりの割合となる。 ほとんどがスーパー・ヒットであり、唯一TOP10に入らなかった5曲目「マシン・ガン」(22位)でさえ日本ではBGMに使用されるなど人気が高い。 なお、機会があれば8曲目「チューブラー・ベルズ」はぜひアルバム収録のロング・ヴァージョンも聞いて欲しい。
全米トップ40に入らなかった中では、6曲目「エマニエル夫人」をゲットできたのがウレシイところ。(サントラごと買うしかなく、意外と手に入れづらかった) また、18曲目「愛がすべて」が米国で51位止まりだなんて信じられない。 スタイリスティックスと言えば、まずこの曲を思いつくのに… 1曲目「レイン・レイン」はノー・チェックであった。
前作がヴァラエティ豊かであったこともあるが、本作は贅沢にスーパー・ヒットを詰め込んでいて1曲1曲は粒ぞろいなのに、全般ではなぜか単調な感じがすること。 ひと工夫欲しかった。
解説・歌詞・対訳つき。 音質も全般的に良好。 収録時間70分以上。 オススメの1枚。
故ジャンボ鶴田の勇姿がまぶたに浮かぶ「マシンガン」、妖しいピエール・バシュレの「エマニエル夫人」(当然仏語)、「エンターテイナー」を挟んでエクソシスト(「チューブラベルズ」)、とバラエティに飛びすぎ。
後半も10ccかと思えば、スカイハイ(ミル・マスカラス!)が出てくる、おもちゃ箱的なおもしろさ。まあ、よくも揃えたり、といった感があります。 最後はオリビアに「Have You Never Been Mellow~」と来られちゃ、もう笑って許すしかない。とにかく、おもしろい。買いだっ!