中身的には中学生レベルの内容だと思うが、ああ、そういえばそうだったなぁというところから、ええっそうなんだ、と改めて知ることも多い。
読み手の側が大人になり、当時は一読しただけではよくわからなかったことが
今では経験則で知って居たり、あるいは日頃ニュースなどで聞き覚えのある用語が詳しく解説されていたりして
楽しく読むことができる。２ページずつ単項目ごとにまとまって居るので、通勤途上に読むのにお勧め。

天気図も読めない自分が少しは天気のことを勉強しようと思い
天気の本をいろいろ探していたところ、この本をみつけて即買いしました。
すでに書かれていますが、見開き２ページで一つの話題がまとまる構成がとにかく
読みやすいです。また、イラスト、写真、図表が豊富でイメージが沸きやすく理解が
深まります。理論的な面の解説もしっかりしていてそのまま教科書にもなりそうな本です。
まだ少ししか読んでいませんがこれから読んでいくのが楽しみです。

例えば小学生のとき、「学研まんが・ひみつシリーズ」をよく読んでいたような方には、
絶対におすすめです。

全ページフルカラーで、衛星写真や模式図もたくさん掲載されているのにこの価格。
加えて、見開き2ページでひとつのトピックが完結するため、飽きさせません。
よくできた学習参考書のような構成。

地球温暖化やヒートアイランド、はてはハリケーン・カトリーナなど最近の話題も
取り上げられているのが良い。


巻末には、「カレンダー」と題した章が設けられ、二十四節気や特異日、
平年日（○○地方の桜開花とか）などについての説明があり、これだけでも読んでいて楽しい。

各ページ下部（『扉』ないし『遊び』の部分）には「豆知識」が載っており、それもまた
学研っぽいな、と思ってしまいます。