こわい
★☆☆☆☆
しかしこの表紙の写真はキョーレツですね。何でこんなサイコホラーのような気色の悪い表紙にしたのでしょうか。暗いところでみたら漏らしてしまうこと請け合いである。しかしこのカバーのデザイナーはある意味この著者の本質を見抜いているとも言えます。この著者は三味線を弾いて駄洒落をいう余り面白くない寄席芸人ですが、時折その内面に潜む狂気が垣間見えて怖くなることがあります。俳優になると良いかも知れませんね。マザコンの殺人鬼の役なんかピッタリだと思います。がんばってください。
都々逸はステキ
★★★★★
たくさんの都々逸に紫文師匠のワンポイント解説付きで
わかりやすく楽しく読める本です。
色っぽいもの、笑えるもの、うなずけるもの、
あるいは心の支えになるようなものも。
都々逸に触れた事のない人でも気軽に読める1冊です。
「難しいのでは?」とか「古臭い」とかそんな固定観念は捨てて
まずはその世界をのぞいてみませんか?
日本ならではの庶民の楽しい素敵な言葉の遊び。
読めば必ず心に残るものがあると思います。
中途半端
★☆☆☆☆
芸人の書く本ってどうしてこんなにつまんないんでしょう。悪趣味だけどやたら目立つカバーにつられて手に取ってみましたが、エッセィなんだか都々逸の教則本?なんだか中途半端。変に洒落めかした書き方も嫌な感じです。この方の舞台は両国の小さな寄席で一度見たことがありますが、ギスギスした声と押し付けがましい語り口に正直うんざりしました。
空気が読めない
★☆☆☆☆
この方のネタに長谷川平蔵のダジャレものがありますが一発ギャグとしてやる分ならそこそこ笑えるのですが調子にのって4番5番とエスカレートするものだから客席はいつもピリピリしています。空気の読めない方です。三味線だけ弾いていればこんなことにならなかったと思いますが今では多くの芸人とお客様が迷惑しています。 後援会がつよいのでしょう、集客力はある人です。でもそのことが芸人としては半人前のこの人を勘違いさせてしまったようです。この本もそうで後援会の集いのお土産に無料配布する程度の本で一般の読者に読ませるにはお粗末な内容です。どなたか本人に言ってあげたほうがいいですね。あれだけ見事な三味線の音を聞かせて下さる人なのだから、あとはトークの勉強など芸人としての修行を一からやり直せば立派な三味線漫談家になれる可能性は秘めている人だと思います。
知っていそうで知らない、知らないつもりが知っている。
★★★★★
巷ではなかなかお目にかからない都々逸、
知ってるよ!という方も少ない昨今ではないでしょうか。
名まえは知ってるけどね、、そういう方にお勧めの一冊。
都々逸なんて全然し〜らない、そういう方も
実はね・・・あなたも知っているんですよ!
そういうトリビアな話も載ってます。
たくさんの都々逸とそれにまつわる、楽しい話、小粋な話。
人生を感じる話だってあるんです。
都々逸ってどんなもの、こんなものだよ〜。
日本語って面白いねえ、都々逸ってそうなんだ〜。
楽しく読み進むうちにあなたも都々逸のとりこです。
表紙の写真に怯まずに、中身を是非にご一読。
気に入った都々逸ひとつ二つ覚えて、
呑んだ席で軽く口ずさんでみたり・・・
カラオケ上手より、うけること請け合いです。