20年の歳月をかけてヴァン・ヘイレンのベスト・アルバムはリリースされたが、それでもなお、彼らはその出来に満足していないようだ。初代ヴォーカリストのデイヴィッド・リー・ロスとの演目からなる1枚とその代役を11年にわたって務めるサミー・ヘイガーとの演目からなるもう1枚の2枚組構成という当初の企画ではなく、CD1枚で彼らのキャリア全体を総括することをバンドは選んだ。
まったくの初心者にとっては、このアルバムは80年代ハード・ロック・シーンを塗りかえたバンドへの絶好の入門編となることであろう。鮮烈なギターが印象的な「Ain't Talkin' 'Bout Love」や「Dance the Night Away」といったなつかしいトラックから、アルバム『1984』収録の「Jump」や「Panama」など、よりコマーシャルなナンバーへと息つく間もなく続く。そして、これらはまた、「Right Now」「How Do I Know When It's Love」におけるヘイガーのなめらかで、より巧みなヴォーカルにスポット・ライトをあてることになる。
しかしながら、新参者が歓喜に震える一方で、古くからのファンは、ロスを迎えたプレミア入りの新収録2曲がただの駄作であることに深く失望するであろう。(Steven Stolder, Amazon.com)
新型エルグラント
★★★★★
新型エルグランドのCMを見て、あっ!っと思った40代の方、多いんじゃないでしょうか。
2曲目の「Ain`t Talkin` `Bout Love 」使って来ましたね。
懐かしい〜と思って、このベスト盤ひっぱり出して来て、ここ最近また聴いています。
当時リアルでも議論されていましたが、ヴァンヘイレンの魅力はデイヴリーロスのヴォーカルと迫力のギター。
やはりシンセメインの「ジャンプ」は異質であり、あの時は高校生でしたがびっくりしたものです。
素直にお勧めです
★★★★★
VAN HALENに限らず、ベスト盤を聞くと「あれっ?あの曲はなんで入ってないの?」という事がよくありますが、このアルバムも同じようにベスト盤に漏れた曲で良い曲が多数ある為に、結局はアルバムを買い揃えないと隠れた名曲に巡り会えない事になります。「you really got me」や「pretty woman」は元は他人の曲ということで収録されていませんし、未収録曲で良い曲もかなりあるので、お金さえあれば他のアルバムを買い揃えていく事も良いかと思います。ベスト盤のみ収録の曲もありますが、メインはやはり過去の名曲ですから、取っ掛かりとしては良いと思います。
それにしてもエディのギターはいい!時代とともに音色の変化はあっても、エディらしさを失わない所はさすが。
結論として本作は十分お勧めですが、他のアルバムもお勧めします。
前半のデッビットリーロスが一番いい。
★★★★☆
Jumpあたりから、少し一般向けのような感じになってきたが、デビットリーロスの本来ポップな感じとハチャメチャなギターがなんとも言えない興奮をさせてくれる。ダンダン洗練されていく様子がわかるアルバムですが、やはり声はデビットがいいです。
Bigな人にありがちな
★★★★☆
だんだん守りになってきているのがよくわかります。
1984(=david Lee Roth)在籍まではとてもよかったのですが、
それ以降、確実に保守的になってきている。
保守的になったためVは評価が低い作品になってしまったのでは?って感じ、
Sammyは入れずに、Vの路線で行けばもっとよいバンドになっていたと思います。
ギターも凄いがボーカルもかなりのもんだ
★★★★★
ヴァン・ヘイレンといえばエドワードの超絶テクが前面に出るが、デイビッド・リー・ロスの野太いボーカルとサミー・ヘイガーのパワーバラードを歌いきる力強さを両方聴けるのは嬉しい。ボーカリストとして群を抜いた力を持つ人間を次々と引っ張ってこれるのもエディの卓越したセンスの賜物かな。