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HQCDで聴く高音質クラシック

価格: ¥980
カテゴリ: CD
ブランド: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
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このCDの正しい使い方 ★★★☆☆
HQCDは、ディスク基板材料、反射膜に通常CDと異なる材質を使用したCDで、記録されて
いる音のデジタルデータは、通常CDと同じフォーマットです。Blu-spec CD, SHM-CDも同様
のもので、ここでは「新材質CD」と呼ぶことにします。
 メーカーによっては、「高音質CD」や「高品質CD」と呼称していますが、これは誤解を
与える表現だと思います。通常CDより高音質となるのは限定的な条件下でのみですし、
通常CDの品質が特に劣っているとも思えません。

 材質の違いが音質に影響を及ぼす条件として、エラーレートの違いが考えられます。す
なわち、通常CDではエラーが頻発し、新材質CDではエラーの発生が少ない、という場合に、
音質の違いとなって現れるということです。

 また、ジッター(データの読み取り速度やトラッキングのふらつき)の大きさが音質に
影響する、という説があります。読み取られたデータはバッファリングされ、一定のクロッ
クで処理されるので、ジッターが直接音質に影響することはありません。ところが、ジッ
ターのために制御電流がふらつき、それが電源電圧に影響し、さらにそれがD/A変換の基準
電圧に影響することで、音質に影響する、といった説もあるようです。(ほとんど「風が
吹けば桶屋が儲かる」みたいな話で、よほどいい加減な電源回路でも無い限り音質に影響
があるとも思えませんが。)

 エラーによる音質への影響ですが、私は以前、バッファへの読み込みが不十分な状態で
再生してしまうCDプレーヤーの音を聞いたことがあります。おそらく、エラーが頻発した
場合も同様の音になると思います。例えて言うと「なめらかなクリームの中に細かい砂粒
が入ってしまった」ような感じの、ざらついた音になります。この点に関して比較試聴を
する場合は、ピアノなどの澄んだ音色の音源で聞き比べると判りやすいと思います。また、
スピーカーよりはヘッドホンのほうが判りやすいです(使用する機器にもよるかもしれま
せんが)。
 ジッターによる音質の影響については、はっきりと体験したことが無いのでわかりませ
ん。

(1)通常CDと新材質CDを比較して違いが判らなかった方
 お使いのCDプレーヤーでは、通常CDと新材質CDで、エラーレートやジッターにほとんど
差がないと推測されます。このこと自体は、何の問題もありません。

(2)新材質CDのほうが音が良かった方
 お使いのCDプレーヤーでは、通常CDの再生において、エラーが頻発している、あるいは
ジッターが音質に影響している可能性があります。新材質CDを買いあさるのも良いですが、
まずは通常CDでの音質の悪さを問題視すべきかと思います。
 とりあえず、「CDレンズクリーナー」を試してみるのも一つの方法です。
 CDプレーヤーのアナログ出力を使用中で、デジタル出力も利用可能なら、デジタル出力
のほうに替えてみると良いかもしれません(原因がジッターの場合)。
 それでも改善しないなら、CDプレーヤーの買い換えを検討されたほうが良いかもです。
その時は、持ち込みCDでの試聴が可能なお店で、この比較試聴用CDを使って聞き比べてみ
たら良いと思います。音質自体の評価はもちろんですが、通常CDと新材質CDで差がない
CDプレーヤーを選びましょう。(これこそ、このCDの正しい使い方!)

(3)新材質CDのほうが音が悪かった方
 お使いのCDプレーヤーでは、読み取り部が通常CDの特性に合わせてシビアに調整されて
いるのかもしれません。つまり、新材質CDとの相性が悪い可能性があります。
 この場合も、(2)と同様の対策が考えられます。
「HQCDで聴く高音質クラシック」の品質 ★☆☆☆☆
「HQCDで聴く高音質クラシック」を購入したのですが、開封後の取り出しの際に、少しきつく、普通に取り外したらCDが割れました。販売元にメールで問い合わせたところ、即、交換して頂けました。トラブル対応は非常に良かったのですが、本製品のCDは通常のCDより薄く頼りのないものです。そもそも、20年以上CDを聴いてきて、CDが割れたことはありません。録音の方は納得できるものであるだけに、他のシリーズの購入をためらってます。コスト削減の至上命題は理解できるのですが、本製品の材質強度アップもしくはパッケージの精度アップを希望いたします。