今まで読んだタイポ本で一番面白かった。
★★★★★
かなり面白くて一気に読みました。
基本的にはマニアックな内容なので、普段から書体やタイポグラフィに親しんでないと難しいかもしれません。また、市川崑の映画を有る程度見たことがないと、ピンと来ない部分もあります。
タイポグラフィに関わる本はたくさんありますが、教科書みたいな内容の本が多いように思います。しかしこの本は、とても興味深く読めました。推理映画ばりの謎解きがあったり、さりげなく日本の活字の歴史も学べたり、値段がちょっと高いけど、意外にお得な一冊です。
今まで読んだタイポグラフィ本で「面白さ」だけで言えば、一番です。