良いは良いのだが・・
★★★★☆
他の方も述べておられるが、絵のサイズと実物とは異なる構図での表示がもったいない。ただ、値段のことを考えるとお手頃だし、楽しめる。Sowaさんの毒の部分もちゃんとあるので満足の作品ではないでしょうか。ただ、やっぱりハッケさんとの物語との絡みがあって魅力の相乗効果が生まれるのだなと再認識。絵画単品で、味わうなら絵はがきが一番いいなと思うのは私だけかいな?
画集だったらもっと大きな版がよかったのでは
★★★☆☆
物語の挿し絵でなく、画集なのですが、細部がみづらいため、部分のみ掲載だったりします。画集だったらもっと大きな版にするとか、小さくする代わりにもう少し解説を入れるとかしてほしかったです。ゾーヴァの絵はポストカードで手軽にみることができるだけに、この本への評価はいちファンとしては微妙です。
ゾーヴァの魅力
★★★★☆
昔、学校の図書館で出会った本です。
ミヒャエル・ゾーヴァの絵はユーモアがあってとても魅力的。
この本は日常の生活の中に溶け込む動物たちが、彼の独特なセンスで描かれています。それは一枚一枚の作品のようで、おもしろくて元気をもらえます。ちいさなうさぎが鏡の前で大きなパンツを合わせていたり・・不思議な世界がいつもの日常になってしまっている絵本です。
ゾーヴァの描いた全体像を観たい
★★★☆☆
ゾーヴァの日本出版で現在唯一の画集のようですが、絵はもちろんとても素敵なのですが、(部分)という作品が多くて、画家が全体のバランスを考えて描いたものが勝手にトリミングされてしまうというのは、画家本人はどんな気持ちなんだろう?と思いました。
原書がそうなんだと思いますが、表紙になっている箱船の絵は大作っぽいのでしょうがないとしても、他の作品はできたら全部描いた絵全体を載せる感じで本を作ってほしかったです。
思いがけない贈り物
★★★★★
オールズバーグの『ハリス・バーディックの謎』と同じような手法が取られているのですが、ゾーヴァの場合、そのとぼけ方、そのはずし方、もうちょっとたまりません。クリスマス間近のこの季節、エヴァ・ヘラーとの共著『思いがけない贈り物』で、初めて、ゾーヴァの絵に触れられる方も少なくないような気がします。もし、ちょっとでもその絵にそそられた、更に、もう少し、大判の絵本でこの絵を見てみたいと思われた方、あなたは世にも幸運な方です。この絵本こそ、ある意味、正しく、ゾーヴァからの「思いがけない贈り物」そのものです。信じていただいてちっとも構いません。