すごい面子
★★★★☆
コカインに始まりZZトップのブギで終わるすばらしいコンサート。三日間のハイライトでもあり、ステージがいくつかに分かれていて客は用意のできたステージを向く。クラプトンはすばらしいのだがどこか気負っている感じ。緊張していたのかな。特によかったのはラリーカールトンのエイジャでやった、ジョージー。すごくリラックスして、こっちが音楽という麻薬を注入されている感じ。それと、スティーブ・ヴァイがすごがった。エイターテイメントである。なぜ☆四つナのか。残念ながらジェフ・ベックが収録されていない。「悲しみの恋人たち」を見たかったです。
アル中
★★★★★
クラプトンが設立したアルコール中毒患者の治療施設の為のチャリティ・コンサートです。
クラプトンにとっては今だにアル中は切実な問題なのである。
60歳を過ぎてもクラプトンは、十字路(クロス・ロード)に行ってひざまずいて天の神にお願いしているのである。
クラプトンが「ギター」を弾き続ける理由がこのDVDにはある。
21世紀最初の最高にゴキゲンなブルースフェスティバル
★★★★★
驚くほどにブルースを新鮮に感じられた素晴らしき祭典。
主役のクラプトンもさながら数々の名プレイヤー達のテクニックと
個性溢れるギターサウンドがひしひしと伝わってくる。
個人的にはビィンス・ギルの軽快なプレイに見えて非常に複雑で高度なフレーズが印象的。
テレキャスのカッコ良さを改めて感じさせてくれた。
ギターの良さとは何なのか、ギターの音とは何なのか、ギタリストの存在感とは何なのかを
久しぶりに痛感した映像であった。
この作品には‘無駄’が一つもないということ。それが一番印象的だった。
とにかく多くの人に観て欲しい。バーボンでも煽りながら。