若い頃の長渕サイコー
★★★★★
この頃私も若かった。今では・・・2歳半の孫がこの曲を片言で歌ってくれます。
三つの別の曲を一つにしたような名曲
★★★★☆
私にはとんぼという曲が三つの別の曲から出来上がっているとしか思えない。
なぜならAメロを聞いて、サビが思い出せないからである。
現代の歌というものは、イントロ、Aメロ、Bメロ、サビ、Cメロにある程度の曲としての旋律の聞こえ方の一貫性が求められるのである。イントロが曲の始まりの曲の入りですべて代表するような曲へ導びく旋律、つまりイントロダクションなら、Aメロが曲の導入部、飛行機の滑走、三段跳びのホップ、Bメロがサビへのつなぎサビを思い出させるような導入、飛行機の機首を上げるところ、ステップ、サビが曲のすべてを放つ曲の花、飛行機の飛び立ち、ジャンプ、曲の一番の盛り上がりである。Cメロは曲の旋律を転換して、最後のメロディーとして二番目のサビと最後のサビをつなぐ役割である。例えば一貫性というものは何とか長調とか何とか短調とかコード進行、曲の聞こえ方とかである。ところがこのとんぼという曲を聞くとAメロを聞いてサビの旋律が思い出せないのである。
清原選手の引退セレモニーの歌を聞いて改めて思った。
コツコツとアスファルトに刻む足音を--から、死にたいくらいに憧れた花の都大東京--ああ幸せのとんぼよどこへ--まさに旋律まで三つの別の曲。まるで清原和博の野球人生を歌っているようじゃないですか。
一歩でも、あと一歩でも前へ−
★★★★★
初回プレスから15年以上経た今でも
変わらぬ紙ジャケットの『とんぼ』が購入できることをとても嬉しく思う。
カップリングの、「STAY DREAM」のライヴバージョンがまた懐かしい。
『小川英二』−都会の夢破れても「俺は俺であり続けたい」という想いは変わらない。
一歩一歩アスファルトに刻む靴音、その背中には変わらず『とんぼ』が流れている−
『とんぼ』ほど孤独で、『とんぼ』ほど人と人の繋がりを感じさせる歌はない。
『とんぼ』ほど非情で冷たく、『とんぼ』ほど優しく暖かい歌はない。
「舌を出して笑ってら」がせめてもの救いだね・・・
なあ、10年経ったら、20年経ったら、また『とんぼ』を語ろうよ。
「死にたいくらいに憧れた」あの頃のようにさ。
代表曲
★★★★★
あんまり剛さんの事を知らない人でも「とんぼ」と聞けば「長渕剛」と答える確率は9割を超えることはマチガイナイ。清原が巨人時代に使っていたテーマ曲でもある。興奮せずにはいられない名曲だ。
「とんぼ」WooWooWOOWooWOO
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2007年BOSS CMソング シングルは、1988年発売。1989年発売のアルバム「昭和」にも収録されているが、少し歌い方やギターの音色が違います。アルバム収録の時にレコ−ディングやり直したのがわかります。聴き比べてみてください。