求めない。

いつも心が窮屈になると読んでます。

読み終わると、窮屈だった心が
何だか軽くなった気がする。

人それぞれ感じ方は違うとおもうけど
何かのきっかけにはなってくれるのでは？

と思う一冊です。

求めない

心が窮屈になる
いつも読み返してます

窮屈だったの
ふっ…
軽くなる

人それぞれ、感じ方は違うと思うけれ

読んでみて欲しい一冊です。

著者は英文学者から「老子」に出会いタオイズムに深く傾倒するようになったそうです。その思想を自由詩の形式で表現したものが本書です。ともすると物欲・金欲・権力欲に際限なくとらわれがちな私たちですが、視点をかえて「求めない」とすることで価値観が逆転します。それを難しい言葉ではなく、シンプルで平易な言葉で表現しています。

日々、求めることが多い私。ちょっと考え方を改めようと思い読んでみました。が、残念ながら、私は求めて生きたいと思います。松下幸之助が皆の幸せを求め研究に邁進したように、手塚治虫が死に際まで絵を描くことを求めたように（←例が偉人すぎて申し訳ないです）まだ、この境地に入るには早すぎます。あっ、人に求めるんじゃなくて自分に求めるのね（笑）。この本が現実逃避や言い訳に使われないことをちょっとだけ心配して。

「求めない」で始まるテンポが心地よい詩集です。あなたにあてはまる「求めない」がいくつも見つかることでしょう。まくらもとに置いて寝る前に時々味わいたい本です。装丁も自然な感じで、ページの中の空白が多いところがまた心地よいのだと思いました。

とてもいい言葉であることを保証したい。実は私もこれと同様な体験が実際に経験済みである。『これでいいのだ』少し違うと思われるでしょうが、ニュアンスは似ているでしょう！

タイトルに惹かれて購入しました。
それまで小さな事で悩んでいましたが、この本を読み心が軽くなるのを感じました。
仕事やプライベートで心が重くなったりした時には、この本を読んだり、思い出したりして心を落ち着けています。

友人二人にプレゼントしましたが、とても喜ばれました。
悩み多き現代人にお勧めの一冊です。

「求めない」そういう生き方ができる人は何かもう悟りでも啓いてる特別な立場の人であって、現代社会で日々の生活を生きているとそれは無理でしょうと思う一方、「求めない」ことで得られる心地よさや違った景色の見え方があるということは感覚的によく分かります。

人生を豊かにする「求めない」で始まる詩集。

「求めない――すると、本当に必要なものが見えてくる」「求めない――すると自由になる」。詩人、アメリカ文学者であり墨彩画家、そして近年は「老子」を現代語に翻訳して大きな支持を得ている加島祥造氏が日々書きとめてきた、すべてが「求めない」で始まることば。「何かが欲しい、手に入れたい、誰かのようになりたい、誰かにこうしてもらいたい」――人は誰でも求めます。まったく求めないでいることは難しいけれど、信州・伊那谷の自然になかでくらす８３歳の著者は、「ほんの３分でいい、求めないでごらん。不思議なことが起こるから」と語りかけます。「求める」ことに追い立てられ、強いられる時代に生きる私たちが、心平安に、幸せに生きるための知恵が詰まった珠玉の詩集です。

先日本屋さんで偶然であった本です。「求めない」という選択肢もあるんだよと教えてくれているように思えます。

素敵な考え方を教えてくれる詩集。
“今”に疲れたら、読んでみるといいかもしれません。
とても幸せな気持ちになれました。

この本は、「求めない」という言葉から始まる短詩のような言葉の連なりからなっている。なるほどと思わせるきらりと光る言葉が、素敵に配置されている。

◆「ぼくが『求めない』というのは、求めないですむことは
求めないということだんだ。」

◆「あらゆる生物は求めている。
命全体で求めている。
一茎の草でもね。でも、
花を咲かせたあとは静かに
次の変化を待つ。
そんな草花を少しは見習いたいと。
そう思うのです。」

◆人間も、そしてすべての生き物も、求める存在だけれど、人間は頭でっかちになって、必要以上のものを求めて、苦しんでいる。では、求めなければとうなるのか。この本は、求めないときにどんなことが起るのか、様々な短い言葉で、語りかけてくれる。その時々の自分の状態で、きっと訴えかけてくる言葉が変化するだろうな、と感じさせる本だ。

とても良い状態の本でした。注文後即配送していただきました。ありがとうございます。