すごい惜しい
★★★☆☆
期待したほどダンスミュージック寄りでもなかった。
多様なトラックの中でもMITSU THE BEATSのトラックのクオリティの高さに圧倒されますが、
Moodymannのトラックとかは、もっとディープな仕上がりでも良かったかなと思わなくもない。
Flying Lotusのトラックとの相性は抜群。コンビでアルバム1枚作って欲しいくらい。
あと個人的にツボだったのは♯6「Warrior」。
BENGAのアルバム「Diary of an Afro Warrior」収録のEmotionsを生演奏でカバー。
ノーエフェクトで原曲の雰囲気を再現し切ってる、、、アルバム内で一際輝いてます。
全体的に着地点が中途半端かな、、、前作がストレートなjazzだったので
今作はもっとダンスミュージック寄りでも良かったと思う。
hiphopの感性を持つjazzシンガー、ライブも素晴らしい
★★★★★
大好きなアーティストであるフライング・ロータスが一部トラックを制作してるとの事で、アルバムを買ってみました。
前作で「hiphopの感性を持つjazzシンガー」という評価がされていましたが
今作もその延長上にあり、さらにビートに深みのあるトラックが続きます。
少しダークだけど、暖かく、素晴らしいボーカリゼーションに惚れ惚れする内容です。
そして先日ライブに行きましたが、まさに驚愕の声と技術でした。
深い低音から会場を揺るがす高音までを自在に操り、美しいメロディを歌い上げたかと思えば凄まじいスキャットを展開する。
またレコードスクラッチの様なカットアップを歌唱に取り込み「歌」のフレーズを解体しながら全体像を提示していく様はまさに魔術師の様でした
再来日があれば、また必ず行きたいです。