Midnite Vultures
価格: ¥2,557
Beck Hansen's sixth album again demonstrates his unparalleled ability to mix and match genres without overwhelming his essential style. Midnite Vultures is his peculiar tribute to the pre-hip hop American urban music of the Eighties, not a million miles from the peaks of that other wilful eccentric, Prince. "Sexxlaws" is a catchy melange including horns and down-home banjo picking, the inexplicable "Nicotine And Gravy" harks back to George Clinton's early P-funk, while the superlative "Milk And Honey" steals knowingly from Grandmaster Flash's "The Message", alongside electro beats and a huge rock chorus. Throw in pretty country ("Beautiful Way"), nasal G-funk ("Hollywood Freaks"), Tom Waits-style dissonance ("Out of Kontrol", where he asks "Did you ever let a cowboy sit on your lap?") and the relentless funk of "Mixed Business" and you have nothing less than another eclectic masterpiece. --Steve Jelbert
できるもんならやってみな
★★★★☆
ベックはまっとうなファンクの演奏ではマーヴィン・ゲイやジョージ・クリントン、プリンスなどの天才には及びもつかないが、工夫を凝らしてジャンルを継ぎはぎすることに専念しさえすれば、それなりに人の心をつかむものを持っていることをこのアルバムは証明している。 --Beth Massa
上記はアマゾンのレビュー抜粋ですが、「ちょっと待ってよ。そんなに言うならやってみろよ」って言いたくなりました。
ベックはプリンスたちと同じ土俵で戦おうなんて思ってないよ。きっと。
自分がベックすごいと思うのは、自らのルーツを恥じらいも衒いもなくさらけだし、
咀嚼し、反芻し、完全に消化した上で、再構築しているところです。
恥さらし承知であえて言えば、アンディ・ウォーホールの絵画に近いものを感じます。
ベック・サウンドの完成
★★★★★
1999年リリースの4thアルバム。当初はローファイなギター・サウンドからスタートしたベックも本作では自身の持つあらゆる要素を見事に融合。ローファイの使い方はより巧妙になり、ベック・サウンドの完成を感じる作品に仕上がっている。
何しろ今やライヴの中心になるような曲が目白押し。僕は『Mixed Bizness』・『Get Real Paid』・『Pressure Zone』の3曲が得に気に入っている。
ざ ふぁるせっつ。
★★★★☆
桃色ほっぺに激渋声のBECKさんの所謂メジャー4th album。
え、どうしちゃったんですかっていうくらい楽しいアルバム。
今までBECKの中に見え隠れしていた、アメリカをルーツとするファンク/ソウルのエッセンスを全開にした、BECKのリリースの中でも最も踊れて悪ノリ丸出し。
ジャケからして今作はキテるね。中身もバカっぽい。
でもただ単にバカっぽいんじゃなくて、ミックスは凄く凝ってるし、いつにも増してサンプルも多用。
曲ごとに凄く練られたアレンジがされてると思う。
dust brothersも今作に何曲か手を加えてるし、リズム隊が、今はima robotってバンドをやっているjustin meldal-johnsenとjoey waronkerで、凄いグルーブが良い。
この二人が参加しているライブをBS放送で見たけど死ぬほどノリノリでした。
funkっぽく裏声で歌いまくっているのが気持ち良い。
お気にはm-1,2,5,8,9,11です。
「ゴキゲン」という死語がぴったりのアルバム
★★★★★
Beckといえば、人を食ったような(本人は大まじめなのかもしれないけど)音楽活動で聴き手を翻弄するのが得意技ですが、このアルバムは文字通り最高にフザケています。「悪ノリしすぎ」という意見も根強いようですが、いやいや、悪ノリでもここまで内容が良かったらいいでしょう。ジャケデザインが山塚(ヤマンタカ)EYEというセンスもすごい。
ファンク? あぁこんな感じ。
★★★★★
もう!のっけから飛ばしまくりっていうか、ふざけまくり。基本的にファンキーファンキーなんだけども、ドライヴなんかしながらこのCDかけたら、なんだかグルーヴ感にひきづりこまれてアクセルが自然といつもよりもアグレッシヴな感じです。それにこの手の音楽には珍しく、一人で聴いてても、イヤにならない。それでいて、肩もこらない
楽しさと微妙な繊細さを感じさせてくれます。
現代音楽ってこんな感じかな?って。
グルーヴィーグルーヴィーで楽しんでください。