スコーピオンズ最高傑作!
★★★★★
日本人は、やはり「後期」よりも「前期」のスコーピオンズの方が感性に合いますよね。
僕は、スコーピオンズの「曲」で一番好きなのは、Top Of The Bill ですが、
「アルバム」で一番好きなのは、このアルバムです。
いい曲が多いだけじゃなく、いわゆる「捨て曲」もありません。
かつ、このCDは音がいい! しかも安い!
最近のアルバムでスコーピオンズのファンになった人も、このアルバムは絶対買いです。
カロン
★★★★☆
“カロンの渡し守”が兎に角お気に入りの一曲です。
スティームロック・フィーバーなんかも結構みのがしてません。
なにやら、これからこのバンド変わってくるなって予感が走る
アルバムです。1st 2nd 3rd 4th と徐々に変化してきています。
やはりこの五枚目次から大きく変わってきますね。
ただ、何時の時代も一定以上のクオリティーであることがこの
バンドの底力なんだと思うのです。
「超B級」の薫り漂う名盤
★★★★★
SCORPIONSの音楽性は、ウリ・ジョン・ロートが在籍した「初期」と、ウリに替わって加入したマティアス・ヤプスが在籍した「後期」に大別されます。
商業的にはコマーシャルになった「後期」が圧倒的に成功していますが、コアなファンは「初期」を支持する傾向があります。
「初期」の音楽性は、良く言えばダークなヨーロピアン・メタル、悪く言えば垢抜けないB級メタル。この雰囲気を醸し出しているのは、ウリ・ロートです。
本作は「初期」の名盤。中でも「WE’LL BURN THE SKY」や「THE SAILS OF CARON」(YNGWIEもカヴァーしてました)は彼の独壇場で、「後期」には(そして、他のバンドでも)決して聴くことのできない世界です。
ウリの放つ強烈な個性を、「悪臭」と感じるか、はたまた「薫り」と感じるか。ここが「初期」を受け入れられるか否かのポイントではないでしょうか。
余談その1。ボーナスの「POLAR NIGHTS」は、ウリがヴォーカル。決して上手くはありません。というか、下手です。
余談その2。「BORN TO TOUCH YOUR FEELINGS」は、なんと日本語の語り入り。演歌チックな佳曲です。
ボーナストラックも付いて大変お得!
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ジャーマンHRの権化Scorpionsの1977年の作品です。2002年にリマスタリングされたものが再発売されて、格段に音質が向上しています。2代目ギタリストのウルリッヒ・ジョン・ロートのギターはこの作品でも相変わらず快調で、「Steamrock Fever」「We'll Burn The Sky」「He's A Woman,She's A Man」などの珠玉の名作で聴かれるギターソロはもはや「神ワザ」と言っても過言ではないでしょう。
また、嬉しいことにこのリマスター盤には、「He's A Woman,She's A Man」がシングルカットされた時のB面に収められた「Suspender Love」と、初来日のライブ音源が聴かれる屈指の名作「Tokyo Tapes」のCD化にあたって、収録時間の関係で割愛されてしまった「Polar Nights」の2曲がボーナストラックとして追加されています。特に「Polar Nights」で聴かれるウリのソロは鬼気迫るもので、およそ軟弱な傾向に走りがちな昨今のギタリストたちが聴くと一発でブっ飛びそうな名演です。
ウリのギターにひたろう
★★★★★
ウリが好きな人は結構このアルバムを進めるみたい。個人的には Fly to the Rainbow の方が好みだけどこのアルバムもグッドです。5.Sails of Charon のギターは初めて聴いたときにはぶっ飛びました。2.We'll Burn the Sky も名曲ですね。