ラウドネスのライブ作品の中では、これが一番、気に入っている。 日本のメタル代表として勝負に挑む。 ヨーロッパでもラウドネスの名は知られていた。オーディエンスはレコードも聴いてきている。 オランダという土地柄か、みんな目が充血している。観客は超満員。 ボルテージは最高。さぁステージの始まりだ。 稲妻のような爆音と共に伝説のライブが幕を開けた。挨拶はCrazy Doctorだ。

ＬＯＵＤＮＥＳＳのヨーロッパツアーを収めた作品。
若干、照明が暗くて見えにくい場面があるのは残念だが、
それでもステージ上のメンバーの表情やオーディエンスの
反応から勢いが伝わってくる。

特典として、メンバーそれぞれのコメントが収録されている。
タッカンのコメントは風貌と相まって、かなり笑えるのだが
意識して狙ったのか？

高校時代、テープがすりきれるぐらいビデオで見てました。
あれから10年、DVDが出たことを知った今迷わず購入。
懐かしいです。若いです。今見ても最高です。
日本が誇れるバンドだと思います。
10年前と違うのは、今は興奮や誇らしさだけではなく、もう二度とオリジナルメンバーが揃うことのないさみしさです。
このDVDは手放せないです。

当時のラウドネスを存分に味わえるＤＶＤ。
あんなに海外の人達が熱狂しているなんて驚きますよきっと。

樋口さんのドラムプレイの入魂具合がとてもよく解ります。

高校生時代に帰宅後、憧れで毎日、観ていた「EUROBOUNDS」。
あれから20年以上の時間が経って、LOUDNESSというバンドの「その後」も
メンバーそれぞれの「その後」も知ってから改めて観る「EUROBOUNDS」。

そこで見えたのは一遍の「青春ロードムービー」だった。
明らかに恵まれない境遇でのツアーでありながら
夢と希望を疑わない4人のキラキラとした存在。
「ここから先」をキラキラと見つめる輝き。
目の下にクマをつくり、小さなバンに押し込められて長時間の国境越え、休み無しのライブ日程、日本へのホームシック。
そして「その後」を知っている、今だからこそ見える
ちょっぴりしょっぱい「レイジー組」と「非レイジー組」の身のおき方の違い。
微妙な空気。

LOUDNESSとしてもメンバー個人としても、苦く美しい「青春のロードムービー」。

最後の「LOUDNESS」での明るさ、若々しいメンバーの可愛らしさ、一途さに涙が出ました。


「昔、よく見てた」という方にこそ、もう一度観て欲しいと思います。
今だから見えること・感じられることがいっぱいあります。
本当に愛おしい1本の青春映画です。

特典映像には40代になったLOUDNESSのメンバーのコメントが収録されています。
樋口さんのLOUDNESSの屋台骨としての落ち着いた力強いコメントが心に響きます。
改めて樋口さんの喪失の大きさを感じます。
残されたメンバーの皆さん、どうか「EUROBOUNDS」の輝きに負けない光を放ち続けてください。
高崎さん・二井原さん・山下さんが旅を続ける限り、樋口さんの旅も続いている。
LOUDNESSの旅は、まだ続いているんです。